
先週は火曜日が岡山、水曜日は鳥取県米子市近郊で2歳馬を取材してきました。
しかしこの時期は天気がどうなるかが不透明。
写真撮影が延期になる可能性があるので、直前まで帰りの交通手段の確保をしにくい感じがあります。
ちなみに昨年は、岡山での取材日が晴れ確実となった前日に、岡山発東京行きの夜行バスを予約。
今年もその手で行こうと調べてみたら、前の週の金曜日の段階で全便満席になっていました。
うーむ、3月末は春休みのコアタイムだからかなあ。
米子から埼玉に帰るには、そりゃ飛行機が手っ取り早いんですけれど、会社に請求できない身分の私にはありえない選択(涙)。
ということで選んだのが、米子から大阪に行く夜行バスでした。
このバスは、このご時世にオンライン予約ができないという独自の道を歩む会社が運行。
そのおかげで当日でも空席ありという状況でした。
そのバスに乗って夜を明かし、大阪からは青春18きっぷで名古屋にGO!
ここのところ名古屋競馬場には取材でしか行っていない状況でしたが、今回は100%客なのでお気楽モード。
さっそく正門から場内に入ると、オヨヨ、SPAT4の青いジャンパーを着たお兄さんがポケットティッシュを配っているではないですか!
たしか、以前も名古屋でSPAT4のイベントをしていた日があったなあ。
いつだったっけ。
それがなかなか思い出せず、プレミアムポイントの会員ページにログインして過去の「南関道中膝栗毛」をチェックしてみると、
2016年の5月3日でした。
そんな前だったっけ?
ともあれ、そのときに続いて名古屋でのキャンペーンデイに参加できてうれしい限り。
さっそく記者席でパソコンを開いてSPAT4のキャンペーンにエントリーしました。
さらにこの日は天童なこさんと、名古屋競馬のイベントなどに出演している神田舞さん、
名古屋在住の漫才コンビ、フィッシュ&チップスのトークイベントがあるとのこと。
こりゃ見に行かねば!
(写真:トークイベント1回目)
おお、ド平日だというのに、たくさんのお客さんがいますなあ。
第1回目のステージはメインレースである名古屋大賞典と、第8レースの「SPAT4プレミアムポイント賞」の展望。
さっそく天童さんの名古屋予想を聞くと、
「正直よくわからないんで、ここは女子的な予想で行きます。木之前葵騎手のカタオモイから!」
うーむ、シロウトみたいな予想だけれど、じつにイサギヨイ。
でもまあ7頭立てだし、天童予想に乗ってみますかね。
買ったのはカタオモイ1頭軸で相手全部の3連複15点。
ほかにもパラパラと買い散らかしてレースを見たら、カタオモイはスタートで先手を取ったものの、
3コーナーで失速して最下位でした……
(写真:無駄遣い)
さらに続く5頭立ての昇竜杯も、ワイドで勝負したら1着4着。
まじですか、名古屋競馬でこんなに当たらないってめったにないぞ!
続く2回目のトークイベントは、ゴール前のスタンドのなかで実施。
そしてこのイベントが、神田舞さんの名古屋競馬におけるラストステージになるとのことでした。
というわけで、名古屋大賞典の話よりも神田さんを中心にして、これまでの思い出などが語られる内容に。
予想のシルシが入ったボードはステージに置いてありましたが、誰がどの馬を本命にしていたのか、まったく記憶にございません。
その場所で遭遇した名古屋在住の私の知人も「名古屋大賞典の予想を聞きにきたんですけど」と苦笑い。
それはともかく、やはり応援するのは地元代表のカツゲキキトキトでしょ!
(写真:カツゲキキトキトがんばって)
しかしながらパドックに行くと、プラス7㎏の表示で過去最大の馬体重。
大丈夫かなと思いつつ応援馬券を手にしたものの、結果は2番手追走からの5着でした。
古馬の中距離以上になると、地方所属馬の勝利は本当に少なくなりますね。
最近だと盛岡のマーキュリーカップを制したユーロビート(2015年)、浦和記念のハッピースプリント(2015年)ぐらい?
この結果、私としてはミツバの複勝500円分が当たっただけでした(1.4倍)。
仕事で来ると当たらない傾向があるのは自覚していましたが、客で来ても当たらないとは!
いちおう「ガッツリ当たったら新幹線でワープする」という目論見はあったんですがそれはアッサリと消し飛び、
当初の予定どおり東海道本線で地を這って埼玉に帰ってきました。
パソコンのバッテリーが尽きるまで週末の予想原稿に取り組めたからいいんですけどね(負け惜しみ)。
そんな道のりを経て、私の現在地は佐賀県鳥栖市。
4月2日は佐賀競馬場にて九州トレーニングセールがありまして、21頭の上場馬が馬主のみなさまをお待ちしております。
今年の取引馬のなかから来年の南関クラシック戦線を目指せる馬が登場してくれるとうれしいな♪
とくに今週のクラウンカップはわけわかんない結果になるケースが多いから、すべての馬に勝機あり!
◎7.マースインディ
○13.ミスマンマミーア
▲10.サザンヴィグラス
△11.ツキカゲ
△9.ヴァンルモンテ
△3.ミスターバッハ
△4.マッドドッグ
3年前が11→12→3番人気の順で入って3連単600万馬券になったレースだもの。
近走不振だろうが格下だろうが関係なし!
このレースは「2走前までに4着か5着になったことがある馬が1頭以上連対する」というのが最近の流れ。
というわけで、この成績を持っている6頭を節操なく並べてみました。
一応の中心は決め手があるマースインディ。
名古屋に来ていた笹川翼騎手にも期待します。
サザンヴィグラスは4着5着の成績がなくても、メンバー的に格上と考えて押さえましょう。
ここは絞っちゃダメという典型的なレース。
私は3連複ボックス35点で勝負します!
(写真:名古屋大賞典には笹川翼騎手も参戦)
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。