コラム

川崎記念       

2月2日に川崎競馬場で行われた川崎記念は、
直線で抜け出したJRAチュウワウィザードが単勝1.2倍の断然人気に応えて4馬身差の圧勝。
4つ目のG1/Jpn1タイトルを手に入れました。

20年の川崎記念勝ち以来で手綱を取った川田将雅騎手は
「年齢的なものもあって多少ズブさは出てきていますが、しっかり反応してくれました」とコメント。

これで〈8210〉としたコンビで、昨年2着のドバイワールドC(3月26日、メイダン、ダート2,000メートル)に挑みます。

『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎チュウワウィザード1着
〇カジノフォンテン5着
▲タービランス競走中止
△エルデュクラージュ2着
△ヴェルテックス3着
で的中はしましたが、タービランスのアクシデントが残念でなりません。

連覇を狙った2番人気カジノフォンテンは陣営の想定通り、
ハナを主張したサルサディオーネを見る形で外め2番手を進みましたが、直線で踏ん張り切れず5着。

張田昂騎手は「かかりすぎた。ずっと1,600メートルの手応えになっちゃった。仕上がりも良かっただけに、これが怖かった。
2,000メートルの番手は難しい。なかなか折り合えなかった。マイルだったら今のメンバーでもと思うけど、きつかった」と
悔しさをにじませていました。

それでも2着馬とは0秒4差。
寒いシーズンは調子がいいので、単騎マイペース、もしくはマイルでの巻き返しを期待します。

地方最先着を果たしたのは9番人気2着のエルデュクラージュです。
抜群の手応えで2周目4コーナーで先頭に立ち、川島正一調教師が「夢を見た」と言うほどの見せ場たっぷりのレースぶり。

本田正重騎手は「並ぶ間もなかった」と勝ち馬の強さに脱帽しつつも
「終始手応えは良くて、こういう馬場(良)の方がいいと思った。距離は長い方がいい」と手応えをつかんでいます。

前走の報知オールスターCに続く人気薄での2着。
転入初戦の勝島王冠こそ不良馬場で力を出し切れず11着に敗れましたが、1月4日のコラムで取り上げたように、
良馬場ならJRAダート実績通りの評価が必要でしょう。

次走のダイオライト記念(3月23日、船橋2,400メートル)で重賞初制覇を狙います。

なお、川崎記念を回避した報知オールスターCの勝ち馬ノーヴァレンダは「走る馬だからね。無理せず大事にいく」と内田勝義調教師。
こちらもダイオライト記念に向かう予定です。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として20年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた確かな情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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