
1月7日に浦和競馬場で行われたニューイヤーカップは、
後方でレースを進めた10番人気モコパンチがゴール直前で差し切り、重賞初挑戦Vを飾りました。

モコパンチ(Photo by 両角昭男)
コンビを組んで2連勝とした秋元耕成騎手は「スタートでいつも後手に回っちゃうので、
少しでも前につけられればいいかなという気持ちで乗りました。
2コーナーぐらいから少し手応えはあったけど、まさかここまで走るとは思わなかった。
しまいが切れる馬なので、これから楽しみ」と振り返っています。

秋元耕成騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎スマトラフレイバー11着
〇ロードレイジング4着
▲ハンデンドレイク6着
△コンヨバンコク3着
△ベイビーモンストル7着
で大ハズレ。
上位人気の3頭はスタート直後に接触するアクシデントがあり、不完全燃焼の結果に…。
◎に推奨した3番人気の平和賞勝ち馬スマトラフレイバーは11着大敗を喫し、主戦の野畑凌騎手は
「スタートして隣の馬が躓いちゃって受けた不利がありましたし、カットされた不利もありました。
この馬の形に持っていけなかったのが良くなかったです。今日は初の浦和もあってうまくいかなかった。
力はあるので、ちゃんと馬の走れるポジションに持って行きたい」と巻き返しを誓っています。

スマトラフレイバー(Photo by 両角昭男)
ルーキーズサマーカップ以来の勝利を狙った2番人気ロードレイジングは、メンバー最速の末脚で追い上げるも4着が精いっぱい。
御神本訓史騎手は「スタートも挟まれたし、58キロを背負っているので行き脚がつかなかった。
はじけるだけの手応えで回るけど、直線でしまい甘くなる。
もう少しタイトにというか、ロスなくコース取りした方がいいのかもしれない」とコメント。

ロードレイジング(Photo by 両角昭男)
鎌倉記念2着、ジェムストーン賞3着で初タイトルを期待された1番人気ハンデンドレイクは直線で伸びきれず6着。
本田正重騎手は「スタートでちょっと躓いちゃって思っていた感じではなかったし、
川崎は大丈夫でしたけど、コーナーでずっと外にモタれていましたね。
内々のコースを取れていたら、また違ったのかもしれない」と残念そう。
そして、4コーナー先頭から押し切りを狙った4番人気ヤギリアイビスは惜しくも2着。
張田昂騎手は「ここに向けて仕上げていたから悔しいなあ。1回差されたけど、馬を前に置いておきたかった。
前が止まっちゃったからなあ。追いかける競馬ばかり教えていたから、ちょっと遊んじゃった。
展開一つでどれが勝ってもおかしくない。距離は延びても良さそうだし、これから」と気持ちを切り替えていました。
一旦抜け出すシーンがありながらも、追い比べで3着に敗れた6番人気コンヨバンコクの矢野貴之騎手は
「気持ちを切らさずという指示だったので、プレッシャーをかけながら乗った。
4コーナーでは勝ったと思った。差し返されているのは納得がいかなくて、
勝った馬は展開がハマったのかもしれないけど、昂(ヤギリアイビス)はせめてかわして欲しかった。
走り方が変わってくれないと距離が延びてもっとだらけそうだけど、いいモノは持っています」。
5番人気5着マッスルの笹川翼騎手も「3コーナーで勝ち馬にいいところを取られちゃったけど、
力で対応できなかったので完敗といえば完敗です。
でも、この馬自身はいい流れに乗っていますし、今日はすごく良かったので、惜しかった。
本当に先々がいい馬だというヴィジョンが見えるレースでした」と今後の成長に期待をかけています。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
