コラム

金盃

1月28日に大井競馬場で行われた金盃は、4番手でレースを進めたグリューヴルムが、
押し切りを狙うリベイクフルシティとの追い比べを制して初タイトルを獲得しました。


グリューヴルム(Photo by 両角昭男)


トライアル2着のうっぷんを晴らし、1番人気に応えて差し切った矢野貴之騎手は
「なかなか勝ち切ることができなかったけど、こういう大きい舞台で勝負強さを見られてホッとしています。
後ろのペースが遅かったので、この馬のリズムで運べたと思います。
接戦で強いイメージがなかったので併せ馬はしたくないという感じで外にずっと持ち出していたけど、
よくしのいでくれました」と振り返っています。


矢野貴之騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎ツウカイノキズナ3着
〇グリューヴルム1着
▲オピニオンリーダー10着
△リベイクフルシティ2着
△エクセスリターン8着
△セイカメテオポリス11着

でハズレ。

クビ差及ばず2着に敗れた5番人気リベイクフルシティの和田譲治騎手は
「惜しい、の一言。ペースが遅かったので、うまく対応できて先行できたから、そのペースを考えながら。
矢野にうまく乗られましたね。最後も併せ馬でしぶとく頑張っていたけど、惜しかった。
中1週で使ってもガタッときていなくて、頑張ってくれました。ペースが良かったので、うまくハマりました」とコメント。


リベイクフルシティ(Photo by 両角昭男)


◎に推奨した2番人気ツウカイノキズナの本田正重騎手は
「ゲートも思ったより出てくれて、いいポジションで競馬はできた。前2頭はそれなりに流れていたけど、その後ろがちょっと遅かった。
3、4コーナーではいい形になったけど、遅かったぶん、届かなかった。伸びてはいますし、展開次第で着順は入れ替わると思います。
折り合いはつくし、距離は延びるぶんには問題ない」と前残りの展開を嘆いていましたが、近いうちにチャンスがあるでしょう。

同距離の北國王冠で大波乱の立役者になった古豪2頭がまたしても好走。

10番人気4着カイルの見越彬央騎手は「思い通り乗れたけど、前が止まらなかった。
普段の攻め馬も感じが悪くなかったし、長い距離を使っていけば、どこかで勝てそうな気がする。
やはり2,600メートルはいいですね。2,000メートルでもいいし、まだ終わっていない」。
自ら調教をつけていることもあり、23年の金盃以来となる勝利へ自信を深めています。

6番人気ヴィアメントは5着に敗れましたが、初めて手綱を取った石川倭騎手は
「この馬なりにしっかり走れたと思います。ペースも落ち着きましたし、もう少しペースが入り乱れてくれれば。
折り合いに苦労しないですし、素直でいい仔。乗りやすさでチャンスが来そうです」。
重賞初制覇を飾った前走の北國王冠のような展開が理想です。


カイル(Photo by 両角昭男)



ヴィアメント(Photo by 両角昭男)


そして、3番人気に支持されたオピニオンリーダーは出遅れる不利が大きく10着。
昨年2月のA2・B1特別勝ち以来2度目のコンビだった吉原寛人騎手は
「ゲートで変な感じで頭が上がっちゃったので、それが全て。
ちょっと気が入り過ぎちゃって、返し馬から頭を振り過ぎちゃって、そこが難しかったですね」と首をひねっていました。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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