
2月4日に川崎競馬場で行われた報知オールスターカップは、
マイペースで逃げたスレイマンが1番人気に応える5馬身差の圧勝。
12着大敗を喫した浦和記念から見事に巻き返し、埼玉新聞栄冠賞に次ぐ2つ目のタイトルを獲得しました。

スレイマン(Photo by 両角昭男)
御神本訓史騎手は「前回の浦和記念はゲートで突進したり、迷惑をかけてしまったので、
ピリピリしていないか心配していましたけど、とてもいい状態でした。
あまり行きたくなかったけど、本当に押し出される形。入りが遅く、かなりゆっくりペースを落とせたので、
手応えはずっとありました。反応も良かったですし、ちゃんと伸びてくれたので、
これなら大丈夫だと思っていました」と安堵の表情。次走は同じ舞台で行われる川崎記念(4月8日)が視野に入ります。

御神本訓史騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎スレイマン1着
〇ギガキング10着
▲カイル6着
△ヒーローコール3着
△オピニオンリーダー4着
△ヘラルドバローズ除外
で単勝のみ的中。
トライアルの覇者で2番人気アオイイーグルが2着を死守。まだA2格付けの身で重賞初挑戦でしたが、
本田正重騎手は「この距離がいいっていう訳でもない。1頭抜けているけど、あとは混戦ですからね。
競馬が上手ですけど、最初があまり速くないので、もう一列後ろになるとキツい。
今日もまくるつもりはなかったけど、だいぶ脚を使うことを覚えてきていい感じでした」と振り返っています。

アオイイーグル(Photo by 両角昭男)
クビ差遅れの3着に敗れた4番人気ヒーローコールの桑村真明騎手は
「(テンから)出していきたかったけど、立ち遅れて自分の思う競馬ができなかった」と悔しそうでしたが、
復活の兆しを見せるレースぶり。自分の形に持ち込めればチャンスがあるでしょう。

ヒーローコール(Photo by 両角昭男)
金盃10着からの連闘策で変わり身を見せた3番人気4着オピニオンリーダーの矢野貴之騎手は
「2番手というよりも、ハナの後ろぐらいで我慢する感じ。かわされてからも盛り返しているし、
ようやくこの馬らしい競馬だったかな。これから上がってきそうな気はするので、
なにかきっかけになればいい」と手応えをつかんでいます。

オピニオンリーダー(Photo by 両角昭男)
そして、21年の戸塚記念5着以来の川崎コースだった6番人気ギガキングは10着に終わり、
野畑凌騎手は「切れる脚がないので向こう正面で勝負を賭けに行ったけど、直線で止まっちゃいました。
やはり船橋が合っている気がしますし、距離はちょっと長いかな」とコメント。
船橋1,700メートル、もしくは1,800メートルで巻き返しを期待します。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
