
2月25日に浦和競馬場で行われたユングフラウ賞は、
4コーナーで先頭に立ったアンジュルナが単勝1・2倍の断然人気に応える6馬身差V。
牝馬限定戦に矛先を向けてから5連勝を飾り、ローレル賞、東京2歳優駿牝馬に続くタイトルを獲得しました。

アンジュルナ(Photo by 両角昭男)
主戦の野畑凌騎手は「スタートは少し遅れてしまったけど、二の脚も速いので問題なく番手まで行けました。
道中ずっと手応えが良く、本当は4コーナー過ぎるぐらいまで前の馬を残したまま行きたかったけど、
手応えが良すぎて引っ張りきれなかったです。すべてがすごくて、今日の直線もまだまだ伸びるというか、
あと一、二段階ぐらいギアがあるのかなっていう感じ」とべた褒め。
牝馬三冠の初戦・桜花賞(3月18日、浦和1,500メートル)でも不動の主役になりそうです。

野畑凌騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎アンジュルナ1着
〇トウキョーアンナ2着
▲エンゲルリート4着
△ティーズセラフ3着
△リック7着
△リクコウ9着
で的中。
クビ差の2着争いを演じ、桜花賞の優先出走権を手に入れたのは次の2頭です。
外から猛然と追い上げてゴール寸前で2着に浮上した3番人気トウキョーアンナの本橋孝太騎手は
「いい競馬だったかな。今日乗って、やはり1,600メートルは長いなって思いました。
この脚は1,600メートルでは使えない。1,400メートルがギリかもしれない」と距離延長に懐疑的。

トウキョーアンナ(Photo by 両角昭男)
一方、4番人気3着ティーズセラフの吉原寛人騎手は
「ダッシュもついて、取りたい位置を取ってアンジュルナを見ながら運べました。
ただ、勝ち馬のエンジンがかかりだしてからちょっとモノが違ったので、追いかける形になってから離される感じで馬も嫌になっちゃった。
本当は2着が欲しかった。まだ子供っぽい体で、もう一段上がりそうな感じだったので楽しみ。
今の体型だと短距離向きだけど、1,400メートル、1,500メートルぐらいなら大丈夫」と今後の成長に期待を寄せています。
そして、6番人気4着エンゲルリートの笹川翼騎手は
「この馬のやりたい競馬はできました。ちょっと枠が悪かったので、どこかで腹をくくらなければいけないと思って、
最初は馬のリズムを大事にして内に潜り込みましたけど、あの馬なりに4コーナーまでスッと来て内容は良かった。
距離がもって前の馬が崩れるような展開になれば台頭してくると思う」とコメント。
8番人気5着ロックシュガーの秋元耕成騎手は
「前回(2番人気7着のURAWAなでしこオープン)はレース間隔も短い中で雪が降って調教不十分なところもあったけど、
今回は2か月近くあって治療してから乗り込めた。これで答えが出るなら、このまま乗り込んでもいいかな」と手応えをつかんでいます。
早くも〝一強ムード〟が漂いますが、2番手グループの勢力図は100メートル延びる本番で一変しても不思議はないでしょう。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
