コラム

川崎記念

4月8日に川崎競馬場で川崎記念が行われ、すんなりハナを奪った3番人気のJRAカゼノランナーが押し切り勝ち。
休養後3連勝を飾り、佐賀記念に次ぐ2つ目のタイトルを獲得しました。


カゼノランナー(Photo by 両角昭男)


コンビ4戦4勝とした西村淳也騎手は「カゼノランナーとともに勝つことができて、すごくうれしい、の一言ですね。
まだまだ強くなってくれると思いますし、強くなって欲しい」と笑顔。


西村淳也騎手(Photo by 両角昭男)


『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は

◎セラフィックコール6着
〇ディクテオン5着
▲アウトレンジ3着
△カゼノランナー1着
△ホウオウルーレット4着
△テンカジョウ7着

でハズレ。

2馬身遅れの2着に入り、地方最先着を果たしたのは8番人気ドゥラエレーデでした。
御神本訓史騎手の代役を務めた野畑凌騎手は「向こう正面から気合をつけた時にしっかり反応もあったので、
もしかしたらあるなと思ったけど、(勝ち馬が)道中けっこう息が入っていたのでとらえられなかった。
でも、やり返せるぐらいの力はあると思いますし、この先も期待しています。
ワンペースで切れるタイプではないから、これぐらいの距離でもいいし、2,000メートル、1,800メートルぐらいでも」と好感触。

転入初戦で約4か月ぶりのレースでしたが、22年にホープフルステークスを制し、
チャンピオンズカップ(23、24年)、東京大賞典(23年)で小差3着に食い込んだ底力を改めて証明。
今後の中距離路線で主役候補の1頭になるでしょう。


対照的に、条件が向かず不完全燃焼に終わったのは以下の3頭です。

ドバイワールドカップを断念して仕切り直しの一戦だった2番人気ディクテオンは5着。
東京大賞典に次ぐG1/Jpn1制覇の期待がかかりましたが、矢野貴之騎手は
「川崎コースは合わない。昨年(2着)がちょっとうまくいきすぎている。
スローで動きたいときに動けるというのが良かったけど、今日は位置が取れちゃったぶん、逆にリズムが悪くなった。
位置取りに満足して、動きたい時に動けなくなっちゃった。
もうちょっとソロッと出して徐々に徐々に吹かしていく感じのレースの方がこの馬には合っている。
最初に位置を取っているぶん、馬も戸惑っている感じ。スタンド前の声援で(ハミを)噛むので、
その感じで流して行った方が良さは生きる。どうしてもスタンド前のへんなところで一回噛むので、
位置を取ったぶん仇になった」と残念そう。

◎に推奨した6番人気6着セラフィックコールの吉原寛人騎手は
「大外だったので思い切って出して行きたかったけど、全然反応がない感じだった。
中途半端に行けなくてチグハグになってもと思って、折り合って向こう正面で動いたけど、まくれる感じでもないし…。
コーナー、コーナーを回るのが苦手でハミが抜ける感じもあったから、小回りはしんどい気がします。
コーナーが大きい方が競馬はしやすいのかな。形はそれなりに来たけど、最後は脚が上がっている」と首を傾げていました。

そして、10番人気8着グリューヴルムの笹川翼騎手は「ペースも遅かったし、スタートでちょっと…。
この距離だけど、けっこう大事なスタートだったので。意外とダッシュがつかないというか、
少し流れに乗りきれないぶん後手に回って、その後のリズムも悪くなって。
いいモノはありますけど、Jpn1レベルになると3コーナーぐらいからの瞬発力がみんなすごい。
一気に離されているけど、この馬はずっと同じペースで頑張っているし、南関東同士ならチャンスはある」とコメントしています。

プロフィール

プロフィール

江橋 大介

競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。

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