
8月6日に船橋競馬場で習志野きらっとスプリントが行われ、
外から一気に突き抜けた11番人気メンコイボクチャンが、23年の若潮スプリントに次ぐ重賞2勝目を飾りました。

メンコイボクチャン(Photo by 両角昭男)
上山デビューから25年目での自身初タイトルに庄司大輔騎手は
「流れがゆっくりになることは絶対にないと思っていたので、ある程度そのへんは頭に入れて乗っていました。
思ったより脚を使ってくれて気持ちが良かったです。だいぶ時間はかかりましたけど、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔。

庄司大輔騎手(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎ファーンヒル12着
〇ハーフブルー9着
▲ティアラフォーカス10着
△ワンダーランド3着
△スモークフレイバー14着
で大ハズレ。
外差し有利の馬場を最大限に生かした地元勢がワン・ツー・スリーフィニッシュを決めて大波乱を演出しました。
メンバー最速の末脚で3/4馬身差2着に追い込んだ6番人気ギガースの岡村健司騎手は
「もうちょっとでした。体調は良かったし、馬場も展開も向いたけど、前にもう1頭いたという感じ。時計も速い」とコメント。

ギガース(Photo by 両角昭男)
4番人気3着ワンダーランドの澤田龍哉騎手は「昨日ぐらいから内が重くなっているのは分かっていたし、
メンコイボクチャンもギガースも乗っているので馬場はこのへんの馬に向くなと思っていた。
3、4コーナーで勝つかなと思ったけど、後ろでもっとたまっている仔たちが前に出たという感じ。
けっこう外からのプレッシャーがあったので出して行っちゃったけど、
突っ張らないでジッとしていればこの着差だったら勝てていたかもしれないですね。力差はない」と残念そう。

ワンダーランド(Photo by 両角昭男)
人気を集めた大井の2頭は不本意な結果に…。
昨年の覇者ファーンヒルは1番人気に応えられず、まさかの12着。
懸念材料の一つだった1番枠もアダとなり、笹川翼騎手は
「内枠、斤量、並び全てが噛み合わなかった。全部ダメ。これで勝ったら超強い」と言葉少な。
3連勝を狙った2番人気ハーフブルーは3コーナー先頭で見せ場を作りましたが、直線で9着まで沈んでしまいました。
御神本訓史騎手は「今回は厳しい馬場だったし、絡まれたしね。
嫌な予感はしたけど、こういう競馬をしていけば強くなると思う」と振り返っています。
最後に、牝馬最先着を果たした8番人気4着フリーダムは要チェックでしょう。
達城龍次騎手は「外枠がちょっとアダになりましたね。多田羅くん(フクノユリディズ)と逆だったら面白かったかもしれない。
出して行きたくなかったけど、外を回されて不運な形になっちゃった」と悔しさをにじませながらも、
川崎スパーキングスプリント2着に続く好走に手応えをつかんでいました。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
