
9月9日に川崎競馬場で戸塚記念が行われ、
向こう正面でポジションを上げて4コーナーで先頭に立った8番人気クレームドールが後続を4馬身突き放す圧勝。
3度目の重賞挑戦で初タイトルを手に入れました。

クレームドール(Photo by 両角昭男)
主戦・町田直希騎手の負傷により代役を務めた張田昂騎手は
「町田騎手と林(正人)先生のアドバイスに従って、上がり重視でフワッと。前に目標としている馬もいて、それをめがけて行きました。
今までの競馬から見ても、距離は長くなればなるほど味が出る馬だと思いました」とコメント。

張田昂騎手&クレームドール(Photo by 両角昭男)
『南関競馬スパッと予想』ブログで公開した予想は
◎エンドレスソロウ3着
〇マロンソレイユ2着
▲ララメテオ7着
△モエレサワンミヤギ5着
△ロウリュ12着
でハズレ。
ダートグレード競走での豊富な経験値を評価して◎に推奨した1番人気エンドレスソロウは、正攻法でレースを進めたものの3着止まり。
石川倭騎手は「位置取りも良かったですし、理想的な運びではあったと思うけど、勝った馬に力で負けちゃった感じ。
左回りは問題なかったです。メンバー的にチャンスと思っていたけど、現状は右回りの1,800メートルが理想的かな」と悔しそう。

エンドレスソロウ(Photo by 両角昭男)
王冠賞を制して大井・藤田輝信厩舎に移籍してきた3番人気マロンソレイユは、最後の直線で鋭く脚を伸ばして2着。
矢野貴之騎手は「人気馬を見ながら、その後ろで。もっと早く動いてもいいけど、そんなに乗り込めていないので大事に乗った感じ。
しっかり最後まで走ってくれました。操縦性はいいし、左回りも全然関係ない。
距離は長い方がいいと思います。今後が楽しみ」と手応えをつかんでいます。

マロンソレイユ(Photo by 両角昭男)
上位人気に支持されながらも、末脚不発で着外に敗れた2頭のコメントは次の通りです。
4番人気7着ララメテオの本田正重騎手は「リズムもすごく良く、競馬もすごく乗りやすいし、
前半置いていかれないようにだけ気にして乗っていた。けっこう流れも速かったうえに向こう正面で勝ち馬も来たから、いいかなと思った。
そこまですごくいい感じだったし、距離じゃないかな」。
そして、2番人気12着ロウリュの吉原寛人騎手は「ちょっと力が入らないね。なんか全然競馬ができない。
前走(東京ダービー15着)と同じような感じになっちゃった。馬が自分から行かなくなっちゃって加減しちゃう」と首を傾げていました。


江橋 大介
競馬記者として25年以上に亘り南関競馬を取材する経歴を持つ。
長年の現場取材で培った自身の眼を頼りに、馬はもちろん南関競馬に携わるあらゆる人との繋がりで得られた情報を元に結論を導き出す予想スタイル。
