2018年5月3日(木祝) 船橋1,700m
東京湾カップ(S3)
東京ダービートライアル「東京湾カップ(S3)」!
1、2着馬には南関東クラシック第2戦「東京ダービー(S1)」への優先出走権が付与される。
東京ダービーへの貴重な切符を巡る戦いを、過去10年のデータから分析してみよう。
【過去10年の優勝馬】
2017年
ソッサスブレイ[船橋]5人気
父コンデュイット
2016年
ディーズプリモ[川崎]6人気
父シニスターミニスター
2015年
ドライヴシャフト[大井]5人気
父トワイニング
2014年
サーモピレー[船橋]1人気
父クロフネ
2013年
アメイジア[船橋]1人気
父イーグルカフェ
2012年
スカイインテンス[船橋]6人気
父アメリカンボス
2011年
ジャクソンライヒ[川崎]3人気
父トワイニング
2010年
マグニフィカ[船橋]5人気
父ゼンノロブロイ
2009年
ブルーラッド[川崎]4人気
父シーロ
2008年
ギャンブルオンミー[船橋]2人気
父アメリカンボス
過去10年の優勝馬から東京ダービー馬は出ていないものの、その後も重賞戦線で活躍する馬は多い。
代表的な馬は2010年「マグニフィカ」で、同年の“砂のダービー"「ジャパンダートダービー(Jpn1)」を制している。
また、2009年「ブルーラッド」の活躍も顕著で、同年秋には「浦和記念(Jpn2)」をはじめ、重賞3連勝を達成した。
ちなみに、1987年に行われた第1回東京湾カップの優勝馬はイナリワン。
JRAでは1989年の「天皇賞(春)(G1)」、「宝塚記念(G1)」、「有馬記念(G1)」を制し、年度代表馬に輝いているが
南関東所属時には、デビュー8連勝で東京湾カップのタイトルを手にしている。
的場騎手&左海騎手のワイド!
【騎手の傾向(敬称略)】
※左から【1着|2着|3着】
2017年
【柏木健宏|石崎駿|今野忠成】
2016年
【山崎誠士|的場文男|左海誠二】
2015年
【的場文男|矢野貴之|左海誠二】
2014年
【吉原寛人|的場文男|左海誠二】
2013年
【吉原寛人|石崎駿|山崎誠士】
2012年
【真島大輔|左海誠二|石崎駿】
2011年
【本橋孝太|脇田創|町田直希】
2010年
【石崎駿|坂井英光|戸崎圭太】
2009年
【御神本訓史|戸崎圭太|的場文男】
2008年
【内田博幸|今野忠成|張田京】
“騎乗機会"3連続連対中の「的場文男騎手」!
2017年は騎乗がなかったため、2014年〜2016年まで3連続連対中となっている。
また、「左海誠二騎手」も2014年〜2016年まで3年連続の3着。
「左海誠二騎手」も同様に2017年の騎乗はないため、“騎乗機会"では連続3着を継続中だ!
ということは、「的場騎手&左海騎手」のワイド馬券は3連続で成立していることになる。
両騎手の騎乗馬の人気を2016年から遡ると、「的場文男騎手」は「2番人気・5番人気・3番人気」。
「左海誠二騎手」は「5番人気・10番人気・2番人気」となっており、人気薄でも上位争いに加わっているのが分かる。
地元船橋勢が中心も、川崎勢の質が高い!
【所属競馬場別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
浦和【0-0-1-11】
船橋【6-8-2-54】
大井【1-0-4-17】
川崎【3-2-3-18】
「船橋所属馬」が6勝、2着8回、3着2回。
うち、ワン・ツー決着は5回を数えるなど、地元勢強しを印象付けている。
一方、「船橋所属馬」とそん色ない成績を残しているのが「川崎所属馬」。
出走数で勝る「船橋所属馬」に連対数では劣るものの、勝率11.5%は南関東4場でトップ、連対率19.2%も「船橋所属馬」に次ぐ2位となっている。
ちなみに、「川崎所属」の優勝馬3頭中、2頭(ジャクソンライヒ、ブルーラッド)は重賞初挑戦だった。
上位人気馬は軸には最適!?
【人気別成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1人気【2-2-2-4】
2人気【1-3-3-3】
3人気【1-2-1-6】
4人気【1-1-1-7】
5人気【3-1-1-5】
6人気以下【2-1-2-75】
優勝馬は「5番人気」の3勝を筆頭に、「1・6番人気以下」の2勝、「2・3・4番人気」の1勝が続く。
上位人気馬が必ずしも勝利を手にしているわけではなく、人気が無い馬でもチャンスがあるレースと言えそうだ。
ただし、「1番人気馬」は3着内率60.0%、「2番人気馬」は3着内率70.0%と高く、三連勝式の軸としては信頼度が高い。
東京湾カップは南関東クラシック第1戦「羽田盃(S1)」の前後に行われる3歳重賞。
また、東京ダービーを狙う“上がり馬"や“出世が遅れた素質馬"が出走してくることもあり、結果として大混戦となることが多いのだろう。
1番人気馬は取扱注意!?
【配当傾向】
※左から【単勝|馬複|三連単】
2017年【1,550円|4,280円|494,550円】
2016年【1,750円|1,630円|33,540円】
2015年【800円|2,120円|179,380円】
2014年【200円|520円|2,870円】
2013年【200円|710円|4,590円】
2012年【1,000円|1,080円|10,800円】
2011年【700円|14,230円|135,890円】
2010年【1,590円|1,610円|15,870円】
2009年【1,210円|1,630円|10,350円】
2008年【590円|3,250円|19,580円】
平均【959円|3,106円|90,742円】
1番人気馬が3着内を外した年は「2011年、2015年〜2017年」の4回。
そのうち、3回が「三連単10万円オーバー」の高配当となっているが、
1番人気馬が3着以内に好走した6回は比較的落ち着いた配当となっている。
それでも、過去10年で1番人気馬は2勝にとどまっているため、着順次第では配当金も妙味ありだろう。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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