2019年5月15日(水) 川崎1,600m
川崎マイラーズ(S3)
マイル重賞戦線を占う一戦「川崎マイラーズ(S3)」!
春〜秋にかけての南関東は「マイル重賞」が熱い!
南関東では5月〜10月の期間中、古馬&牡馬が出走できるマイル重賞は6競走行われる。
特に、川崎マイラーズはシーズン最初の“南関東限定戦"でもあり、今シーズンを占う一戦として是非とも注目したい。
【過去10年の優勝馬】
2018年
ウェイトアンドシー[浦和]1人気
父オレハマッテルゼ
2017年
リアライズリンクス[浦和]5人気
父ダイタクリーヴァ
2016年
モンサンカノープス[船橋]2人気
父アグネスデジタル
2015年
ソルテ[大井]1人気
父タイムパラドックス
2014年
サトノタイガー[浦和]4人気
父キングカメハメハ
2013年
スマートジョーカー[船橋]1人気
父サウスヴィグラス
2012年
カキツバタロイヤル[船橋]3人気
父ロイヤルタッチ
2011年
ザッハーマイン[船橋]1人気
父Mineshaft
2010年
イーグルショウ[大井]2人気
父スエヒロコマンダー
2009年
ノースダンデー[船橋]1人気
父ダンシングカラー
川崎マイラーズは“初"が多い重賞。
過去10年の優勝馬のうち、川崎マイラーズが「初タイトル」となった馬は5頭(太字)を数える。
さらに、2009年ノースダンデー、2015年ソルテの2頭は古馬重賞初制覇、2011年ザッハーマインは牡馬混合重賞初制覇だった。
的場文男騎手&大井所属騎手!
【騎手の傾向(敬称略)】
※左から【1着|2着|3着】
2018年
【今野忠成|真島大輔|本田正重】
2017年
【的場文男|吉原寛人|山口達弥】
2016年
【矢野貴之|石崎駿|森泰斗】
2015年
【吉原寛人|的場文男|本田正重】
2014年
【町田直希|和田譲治|真島大輔】
2013年
【御神本訓史|真島大輔|今野忠成】
2012年
【石崎駿|吉田稔|本橋孝太】
2011年
【的場文男|今野忠成|御神本訓史】
2010年
【坂井英光|川島正太郎|的場文男】
2009年
【左海誠二|戸崎圭太|的場文男】
「的場文男騎手」が過去10年で2勝、2着1回、3着2回と抜群の相性。
特に勝負強さを見せたのが2017年で、地方通算7,000勝目となるメモリアルVを重賞競走で決めている!
的場文男騎手も所属している大井競馬場。
大井所属騎手(太字)は川崎マイラーズと相性が良く、過去10年で3着内を外した年は1度もない。
※2012年の吉田稔騎手は、当時、期間限定騎乗で大井競馬場に所属
頑張れ地元川崎勢!
【所属競馬場別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
浦和【3-1-1-13】
船橋【5-4-3-29】
大井【2-5-3-23】
川崎【0-0-3-37】
過去10年で5勝を挙げる「船橋所属馬」が優勢。
ただし、連対率では「浦和所属馬」、「船橋所属馬」、「大井所属馬」が横一線となっている。
ちなみに、過去5年に限ると、「浦和所属」の小久保智厩舎が3勝(2連覇中!)、2着1回と抜群の成績だ。
一方、苦戦を強いられているのが地元である「川崎所属馬」。
過去10年でのべ40頭が参戦しているが、3着が3回あるだけとなっている。
人気通り、順当な結果?
【人気別成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1人気【5-1-0-4】
2人気【2-2-0-6】
3人気【1-2-3-4】
4人気【1-1-2-6】
5人気【1-1-2-6】
6人気以下【0-3-3-76】
優勝馬は全て「5番人気以内」!
中でも、「1番人気馬」が最多の5勝を挙げ、以下、「2番人気馬」の2勝、「3〜5番人気馬」の1勝ずつが続く。
連対率でも上位人気馬が総じて高く、人気が落ちるにつれて連対率も低下傾向にある。
また、3着馬は「3番人気以下」のみとなっており、全体的に“人気に比例した結果"となっているようだ。
人気薄は人気薄を連れてくる…!?
【配当傾向】
※左から【単勝|馬複|三連単】
2018年【210円|530円|8,110円】
2017年【820円|9,870円|1,076,210円】
2016年【310円|620円|5,420円】
2015年【180円|1,600円|21,440円】
2014年【1,010円|1,140円|14,660円】
2013年【230円|550円|3,240円】
2012年【390円|12,550円|423,880円】
2011年【160円|630円|7,580円】
2010年【390円|1,120円|7,650円】
2009年【160円|1,620円|10,510円】
平均【386円|3,023円|157,870円】
落ち着いた配当が多い中、2012年と2017年は“大荒れ"の決着。
この2回は「単勝配当」こそ低いものの、「馬複」、「三連単」はともに高配当を提供している。
前項の「人気別成績」にて、「6番人気以下は2着3回、3着3回」というデータを示したが、上記の2年はともに「6番人気以下」が2着&3着に激走。
いわゆる「人気薄は人気薄を連れてくる」という現象が起こっているのである。
過去の傾向で馬券を買うなら、上位人気馬を頭固定にして人気通り流すか、あるいは人気薄に流すか。
昨年は1着から順に「1番人気」⇒「2番人気」⇒「6番人気」の結果となり、前者の選択が正解だったようだ。
次のページへ
馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.