南関重賞を解く南関ﾃﾞｰﾀ分析|SPAT4ﾎﾟｲﾝﾄﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ

2019年9月18日(水) 大井2,400m
東京記念(S1)

ｽﾃｲﾔｰの血が騒ぐ｢東京記念(S1)｣
大井2,400mで争われる伝統の一戦｡長距離が得意なｽﾃｲﾔｰをはじめ､秋のﾋﾞｯｸﾞﾚｰｽを見据える有力馬が参戦してくる｡

【過去10年の優勝馬】
2018年
ｼｭﾃﾙﾝｸﾞﾗﾝﾂ[浦和]2人気
父ｽﾃｲｺﾞｰﾙﾄﾞ

2017年
ｻﾌﾞﾉｸﾛﾋｮｳ[大井]12人気
父ﾛｰｼﾞｽﾞｲﾝﾒｲ

2016年
ﾕｰﾛﾋﾞｰﾄ[大井]1人気
父ｽｽﾞｶﾏﾝﾎﾞ

2015年
ﾌﾟﾚﾃｨｵﾗｽ[大井]3人気
父ﾌｨｶﾞﾛ

2014年
ﾕｰﾛﾋﾞｰﾄ[大井]2人気
父ｽｽﾞｶﾏﾝﾎﾞ

2013年
ﾌﾟﾚﾃｨｵﾗｽ[大井]3人気
父ﾌｨｶﾞﾛ

2012年
ｽﾏｰﾄｲﾝﾊﾟﾙｽ[大井]3人気
父ｽﾊﾟｲｷｭｰﾙ

2011年
ﾃﾗｻﾞｸﾗｳﾄﾞ[大井]3人気
父ｺﾞｰﾙﾄﾞｱﾘｭｰﾙ

2010年
ｾﾚﾝ[船橋]1人気
父ﾏｰﾍﾞﾗｽｻﾝﾃﾞｰ

2009年
ﾙｰｽﾘﾝﾄﾞ[船橋]3人気
父ｴﾙｺﾝﾄﾞﾙﾊﾟｻｰ

ﾘﾋﾟｰﾀｰの活躍が目立つ重賞｡同一馬による複数回の優勝も多く､2014年&2016年はﾕｰﾛﾋﾞｰﾄ､2013年&2015年はﾌﾟﾚﾃｨｵﾗｽが優勝｡さらには､2009年の優勝馬ﾙｰｽﾘﾝﾄﾞも､前年の2008年に優勝している｡また､2､3着馬もﾘﾋﾟｰﾀｰが活躍する傾向にあるが､詳細は後述の｢東京記念の1着～3着馬｣にてご紹介しよう｡

大井所属馬が7勝!大井&船橋で17連対!
【所属競馬場別の成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
浦和【1-0-0-10】
船橋【2-7-4-27】
大井【7-1-4-47】
川崎【0-0-2-12】
南関以外【0-2-0-9】

｢大井&船橋所属馬｣が過去10年で17連対!

地元の｢大井所属馬｣は過去10年で7勝､2着1回｡ 2011年から2017年まで7連覇を達成するなど､地の利を存分に生かしている形だ｡

対する｢船橋所属馬｣は2勝､2着7回｡近年は勝ち切れていないものの､連対率22.5%は最も高い数字となっている｡

また､東京記念は｢全国交流｣となっており､全国の地方所属馬が参戦してくる｡ 2017年､2018年には愛知所属のｶﾂｹﾞｷｷﾄｷﾄが2着に好走しているように､実力のある遠征馬には注目となるだろう｡

人気馬がきっちりと!?
【人気別成績】
※左から【1着-2着-3着-4着以下】
1人気【2-4-0-4】
2人気【2-3-2-3】
3人気【5-0-2-3】
4人気【0-0-1-9】
5人気【0-1-2-7】
6人気以下【1-2-3-79】

｢1～3番人気馬｣が9勝と､上位人気馬がしっかりと期待に応えている｡特に､｢3番人気馬｣の成績が際立っており､過去10年で“5勝"と抜群の相性を示している｡

比較的堅めの決着!?
【配当傾向】
※左から【単勝|馬複|三連単】
2018年【480円|960円|34,390円】
2017年【12,320円|32,180円|687,250円】
2016年【210円|1,770円|5,830円】
2015年【510円|590円|7,550円】
2014年【280円|180円|2,090円】
2013年【690円|4,500円|440,110円】
2012年【1,060円|4,160円|84,260円】
2011年【350円|610円|4,510円】
2010年【140円|1,560円|12,390円】
2009年【450円|950円|45,500円】
平均【1,649円|4,746円|132,388円】

3番人気以内の馬が9勝しているだけに､｢単勝｣は3ｹﾀ配当が8回と堅めの決着｡

｢馬複｣は3桁配当が5回､4桁配当が4回､万馬券が1回｡さらに､｢三連単｣は4桁配当が4回､万馬券が6回となっている｡

上位人気馬が結果を出している重賞ではあるが､連勝式は高配当となるｹｰｽも少なくないようだ｡

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