クラス替えの季節は宝の山!?
2015/6/30
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しかし改めてクラス分けの表を見てみると、いろいろなことに気がつく。ときどき、C3クラスを何連勝もする馬が出現するが、そういう馬の多くは「素質はあるもののなかなか順調にいかず、ようやく実力を出せる体になってきた」という結果が連勝記録、ということになるのだろう。そこまで我慢して待った馬主さんの勝利でもあるわけだ。 また、JRA交流戦を3連勝する馬もときどきいる。偶然そうなったという馬もいれば、厩舎側がそうなるようにマネジメントしたという馬もいることだろう。そういう面を含めて、上半期、下半期の変わり目は予想の要素がひとつ増え、それが宝の山に結びつく可能性がある季節なのだ。 ただし、7月最初の開催(川崎)と2週目の開催(大井)に出走する馬は、上半期の格付基準が適用されるので、クラス分けの妙技を使って勝負ができるのは3週目の浦和開催から。そこはひとつご注意を!
さて、7月1日のメインレースはクラス分けとはあまり関係がない「スパーキングレディーカップ」。サンビスタは58?での出走となるが、4月のマリーンカップでも58?で圧勝の実績ならば、ここも問題なく対応できそう。サウンドガガは昨年のこのレースを逃げ切ったが、今年も競り合う相手がいないというメンバー構成ならば、粘り込みが期待できる。 上位争いに加わってきそうなのが、愛知から参戦のピッチシフター。大畑雅章騎手、川西毅調教師がともに「馬の調子が良い」と口を揃えていて、慣れない左回りでもインにこだわる競馬をすればチャンスがありそうだ。 トロワボヌールは善戦が続いているが、ひと押しに欠けるのは否めないところで、今回も善戦までとみるのが妙味だろう。カイカヨソウは馬体が回復すれば昨年の4着以上も考えられそうだが、3連勝式の穴で少々……というところまで。
◎サンビスタ
○サウンドガガ
▲ピッチシフター
☆トロワボヌール
△カイカヨソウ
6月17日(水)船橋ハートビートナイター
プロフィール
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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