バールのある川崎ナイター水曜日
2015/7/7
7月1日は川崎競馬場でスパーキングレディーカップが行われる日。
と同時に、ゴール前のスタンド2階で競馬予想トークもする飲食スポット「競馬ガールズスタンド・バール」が営業する日でもある。
ここは確か、2013年のエンプレス杯がスタートだったと思う。
雪で中止になったエンプレス杯の翌年ですね。
このイベントが始まったきっかけは、競馬を愛するアナウンサー、荘司典子さんと、競馬を愛するボヘミアン(失礼)、井上オークスさんが、
川崎競馬のイベントの打ち上げかなにかのときに「こんな企画があったらいいですよね〜」という雑談を、神奈川県川崎競馬組合のかたとしたこと。
そしてそれが本当に実現してしまったらしい。まさに「冗談から駒」という形で始まったのだ。
最初のころのメニューは、飲み物と乾き物程度。場所が食堂街ということもあって、周辺の飲食店に配慮したのかもしれない。
しかしフタを開けてみると「バール」に集う人々は、周辺の飲食店と客層が明らかに合致していなかった。
まあ、そりゃそうですよねえ。飲食店を利用する人の多くは「競馬場は俺の庭」的な、いわゆる常連さん。
対して「バール」に集う人々は、競馬場にはよく来るけれど、どちらかといえば勝負一辺倒ではなくて、ちょっと「濃い」という感じの競馬好き。
たまにハァハァしている雰囲気を漂わせている人も見かけるけれど、おそらく「バール」がなければ競馬場のなかでビールやらを買わない人たちだろう。
という「バール」なのだが、短い歴史ながらいろいろな変遷をみせている。
まず、始まった当初は「ガールズバー」という名称だった。
個人的にはそれで全然オッケーと思っていたのだけれど、年齢が……とは違う理由で「ガールズバー」はダメでしょうという判断があったらしい。
というわけで名称変更。現在の「競馬ガールズスタンド・バール」という名前になったそうだ。
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