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コラム
「ジョッキーベイビーズ・九州地区予選」
2015/9/1
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まずは予選1組目。6名の人馬が本馬場に入り、観客にその姿を披露していく。観客はそのあたりを含めて、勝ち馬投票をするシステムだ。ちなみに第1レースは、的中者のなかから10名様に「うなぎの長焼き2尾」が贈られる。第2レースはシーガイアのリゾートホテル、ペア宿泊券1名様が目玉。それを目指して観客が熱くなるのも例年どおりなのだが、投票券が無料で配布されているので、1人1枚の掟を破っている人がいるような……?

今年は特別ゲストとして、名古屋競馬で活躍中の木之前葵騎手が登場してくれた。木之前騎手は宮崎県三股町の出身で、8月29日の小倉競馬で、JRA・地方・海外通算1000勝を挙げた橋口弘次郎調教師の実家の近所に住んでいたそうだ。なんでも、前日には三股町長を交えて食事会をしてきたとのことで、早くも地元の名士みたいになっているらしい。

その木之前騎手が選んだ「パドックからの推奨馬」は、2番。「若くて大柄なほうが有利」との見立てで、体高122?、セン4歳を本命に。ちなみに、コンビを組む馬は体高(肩までの高さ)125?以下という規定で、馬は自前で用意しなければならない。その点でも、2番の馬は昨年も出場して予選を通過しているから有力といえそうだ。

しかし残念。2番の馬はスタートで後手を踏んで、後方のままで終わってしまった。勝ったのは父が育成場を経営している長谷川蓮くん(小6)。一瞬の勝負だけれど、全速力で観客席の近くを走るから、観客がのけぞるほどの迫力がある。
続く第2組も6頭立て。こちらは内枠から馬場の真ん中に出して伸びてきた、佃隆太くん(小5)が勝利。3着争いがきわどくなって、ビデオ判定が30分ほどかけて行われた。決勝に進出できるのは3着までだから、決勝審判の責任はまことに重大である。

そして午後2時20分。ポニー競馬選手権決勝戦に出走する6組の人馬が入場してきた。木之前騎手の本命は、第2組の1着馬。木之前騎手は子供のころ、JRA宮崎育成牧場の乗馬少年団に在籍していたそうで、いわば騎手としての第一歩を踏み出したのがこの場所なのだ。ということで、将来の夢は騎手という12名の少年少女にとっては憧れの先輩。その先輩いわく、たとえば800m戦でも力量が拮抗しているときは「前に行かせすぎると最後に失速するので、道中で息を入れるタイミングが重要」だそうだ。

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