「一口クラブ募集馬見学ツアー」
2015/9/14
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南関東の厩舎への預託料は、1か月あたり30万円前後が標準的なラインとなっている。
100分の1の出資ならば3千円前後になるけれど、月に1走して着外だったら完全な赤字だ。もちろん、デビューするまでには、馬代金と育成費用がかかる。南関東では馬代金が高くなければ、C級を卒業すれば元が取れるとよく言われているようだけれど、マイナス決算はイヤだよなあ。
しかしながら、私がこの2週間で見学した6頭の地方競馬入厩予定馬の姿を見ると、その先の将来が楽しみという気持ちしか浮かばない。そんな簡単にいく世界ではないというのは承知の上だけれど、私が見た6頭のうちの何頭かには、出資という形で付き合うつもりでいる。
と書きつつも、怖いなあという思いとワクワク感が同居して、ものすごい葛藤が発生していますが……。
うーん、やっぱり清水の舞台から飛び降りますか!
(牧場の親子)
今週水曜日の東京記念には、クラブ馬が2頭出走。それとは別に、地方競馬の馬主資格を持った人向けの共有馬(こちらは20分の1が最低単位)も出走しているのだけれど、ここはコラムの趣旨を尊重して、タイムズアローから攻めてみますか。
前走のマーキュリーカップでは鞍上の真島大輔騎手が自信満々で出発したとのことだったが、現地に着いたら馬体重が大幅減。それを重視して私はこの馬がらみの馬券を1円も買わなかったのだが、なんとビックリの4着好走!
考えてみれば、JRA時は490?前後で競馬をしていただけで、マイナス19kgは想定内の話だったのかも。2400mも歓迎とみて、ここから有力どころに流していきます!
◎タイムズアロー
○プレティオラス
▲ユーロビート
△カキツバタロイヤル
△ハブアストロール
△ガンマーバースト
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。
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