「浦和記念を分析!」
2015/12/1
昨年の浦和記念は、船橋のサミットストーンが勝ち、大井のグランディオーソが2着、3着には浦和のトーセンアレスが入線。JRAのシビルウォーはそのあとの4着で、地方競馬所属馬のワンツースリーとなった。私も現地に突撃して、馬券勝負をしておりました。
で、「浦和とは相性が悪いけれど、出せるレースがほかにないから」というエーシンモアオバーが1番人気だったので、1円も買わないことに決定。さらにグランドシチーの馬体重がプラス21kgというのを見て、心を鬼にしてカット。ランフォルセも脚元に不安が……ということを聞いていたのでこれも馬券の候補に入れなかった。
それなのにですよ。わたくしの馬券は全くのハズレ。グランディオーソをまるで買っていなかったのが敗因です。もう、御神本騎手の巧さを称えるしかありませんでしたわ。
しかしながら「地方地方地方」の決着なんて、そうお目にかかれないシロモノなのに、3連複が60倍、3連単が256倍という数字だったことにはたまげましたね。みんな馬券が上手だなあ……(涙)。
しかしながら浦和記念はダートグレード競走のなかにおいて、数少ない「JRA勢がいまひとつ」というレース。2歳戦を別にすると、浦和記念は地方競馬所属馬の勝利はもちろん、上位独占も多い一戦になっているのだ。
ダートグレード競走になったのは1996年。それ以降の歴史を振り返ってみると、
1999年=1着インテリパワー(川崎)→2着ウイングアロー(JRA)→3着アローセプテンバー(船橋)
2000年=1着マキバスナイパー(船橋)→2着サプライズパワー(船橋)→3着ナショナルスパイ(大井)
2002年=1着マキバスナイパー(船橋)→2着ベルモントアクター(船橋)→3着ニシノハナグルマ(JRA)
2004年=1着モエレトレジャー(川崎)→2着カイトヒルウインド(JRA)→3着トーシンブリザード(船橋)
2006年=1着ケイアイミリオン(大井)→2着キングスゾーン(愛知)→3着レマーズガール(JRA)
2009年=1着ブルーラッド(川崎)→2着ルースリンド(船橋)→3着テスタマッタ(JRA)
という具合なのだ。
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