「ポニー競馬の戦いかた?」
2016/2/1
1月15日(金)は前々回に書いたとおり、テスタマッタなどの日本で育って韓国・済州島で暮らす種牡馬たちと面会、そして午後は済州(チェジュ)競馬場に突撃!
ここは済州の在来馬を保護育成するという目的を含めて設立された競馬場で、在籍馬はすべてポニー。ただ、純粋な在来馬のほかに、血統的に別の種類と混ざっている馬がいるので、レースは2本立てで行われている。
新聞の成績欄を見てみると、やはりというか、在来馬はそうでない馬よりもスピード的に微妙という様子。というわけで、興行として成り立たせるには別々のレース体系にしないと厳しいのだろう。
ただし上級条件になるとハンデ戦になるケースが多く、場合によってはハードな斤量で出走する馬も。ちなみに1月29日に65?で出走した馬は、当日の馬体重が289?……。
そりゃブービーに負けるのは仕方ないよなあ。でもそのレースで勝った馬は63.5?のハンデ。済州競馬はけっこう難しいのですよ!
(残り150m)
そういう特殊な競馬だから、普段どおりの戦いかたでは調子が出ない。だから私はこれまでまともに勝ったことがない(キッパリ)。というわけなので最初から弱気モード。
まずは「長いものには巻かれろ戦法」でオッズと新聞のシルシに頼る買い方をするも、やっぱりというか当たらない。こりゃパドックを見なきゃ、ということで第4レースは最前列で出走馬を凝視。
そこで選んだ10頭立て9番人気の馬が3着に入って3連複88倍が当たったものだから調子に乗って、次のレースも寒いなかパドックに臨場したのだが、そこで「じつは、ポニー競馬ではパドック診断が通用しないのでは?」という空気を感じたのだ。
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