「ばんえい競馬は感動の競馬!」
2016/2/8
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しかし北海道に来ていつも思うのは、この広大な土地を開拓した先人たちのこと。森の木を1本1本切り倒し、木の根を取り除いて平らな土地を徐々に広げる。その苦労はいかばかりだったものか。
明治期に本州から開拓団としてやってきた人々は、衣食住もままならぬところからスタートしたわけで、その様子を想像するのはむずかしい。その人々を支えてくれたのが、大型の馬。切り倒した木を運び、たくさんの荷物や人を運ぶ。ばんえい競馬の姿は、北海道を切り拓いたその名残を今に残しているものなのだ。
現在は荷物を運んだり田畑を耕したりという仕事はなくなったが、それでも北海道にとって馬は大功労者。ばんえい競馬は馬の生産頭数が減少傾向にあるという状況だが、観る側にとっての魅力もとても大きい。北海道を旅する際には、ぜひともその迫力を体感してください!
ちなみにばんえい競馬は重い荷物を曳くのだから、体が大きいほうが有利。しかし体がデカすぎると、自分の体重が馬場の砂にめりこんでしまうためか、逆にイマイチという感じがする。アンドレ・ザ・ジャイアントが猪木に投げられただけで大ダメージを負ってしまうように……。
というわけで、大井の金盃も「大きいけれど大きすぎない」という馬を狙ってみたい。
◎プレティオラス
○ジャルディーノ
▲クラバズーカー
△スパイア
△サミットストーン
穴フォーティファイド
前走の馬体重が500?以上だった馬が10頭もいて、超大型馬といえる馬もたくさん。冬の2600mでそれはどうなのよという気がするので、中心には昨年の5着馬、プレティオラスを抜擢。6戦連続連対中のジャルディーノが強敵だ。
あとの中型馬はちょっと厳しい感じがあるので、3番手以降は大型馬からチョイス。なかでもクラバズーカーは格下からの挑戦でも長距離大歓迎の血統構成で、52?の斤量も魅力的だ。個人的に東京ダービーのときに本命にした馬でもあるし(汗)。
惑星的存在はスパイア。2年連続で冬の時期に3連勝している季節巧者という点が不気味に映る。逆にユーロビートは冬が微妙というイメージ。それなら56?が有利なサミットストーンに狙いが立つ。穴は昨年3着の11歳馬、フォーティファイド。
プロフィール
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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