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コラム
「ワールドオールスタージョッキーズへの道」
2016/5/16
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園田競馬場では通算2000勝以上の騎手だけが出場できる「ゴールデンジョッキーカップ」が名物行事のひとつだが、下原騎手はまだそこに出られる資格がない。ハイレベルな技術をもつ騎手たちによる戦いは、レースの流れも普段とは違う感じになるらしく、それを体験することはさらなるモチベーションの向上につながることだろう。

という、前のめり気味な気持ちで臨む騎手も多いから、このシリーズでのレースはハイペースになりがち。今年の「ワイルドカード」も例外ではなく、第1戦の1400m戦では、私の横にいた地元ファンのグループから「速いよ」という声が何回か聞こえてきた。

ということで、このシリーズは人気どおりに決まらないのが普通。左海騎手は1番人気のエイシンアルマイトに騎乗して、激しい流れを好位で追走したものの、粘り切れずに5着という結果だった。

右回りのパドックでの左海騎手
(右回りのパドックでの左海騎手)

次の第2戦は、単勝上位人気馬と下位人気馬の差が大きいというメンバー構成。それでも各騎手は「一発やったろう」という気持ちでいるから、レースの中身は激しくなった。単勝1番人気馬に騎乗したのは、高知の赤岡修次騎手。しかし5連勝中のその馬は、ワイルドカードに出場している地元所属、鮫島克也騎手のお手馬だったのだ。

というわけで鮫島騎手は、赤岡騎手を徹底マーク。その執拗な競りかけかたには「さすが鮫島騎手」と思わずうなってしまった。しかしながら、残り600m付近で鮫島騎手の追撃を振り払った赤岡騎手が1着に。向正面では離れた後方にいた岩手の山本政聡騎手、村上忍騎手が最後の直線で猛然と追い込んできたシーンでは、佐賀競馬場が大きな歓声で包まれた。

結果としては、単勝1番人気馬から3番人気馬までが人気順どおりに入線したことになるのだが、その中身はものすごく見ごたえのあるものだった。この結果、「スーパージョッキーズトライアル」第1ステージに進めることになったのは、岩手の山本政聡騎手と、高知の赤岡修次騎手。

ワイルドカード突破はこの2名
(ワイルドカード突破はこの2名!)

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