「7年前の関東オークスに出走した馬を訪ねて」
2016/6/13
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そのあとはビジンさんの第2仔の父、ゴールドシップさんにもご挨拶。スマートボーイの肌にゴールドシップという血統は、どこに適性があるのかサッパリわからん組み合わせになるけれど、意外性のある仔が産まれるかも?
しかしトウホクビジンはまさに「無事之名馬」。その意味である「多少足が遅くても、ケガや病気をせずに長い期間を走る」にこれほどまで合致する馬って、いままでいたかしら?それを含めてトウホクビジンをリスペクトする気持ちを持っているワタクシ。そしてゴールドシップのおうちにおじゃましたら、空模様が短時間集中豪雨的な勢いになった。この雨を放牧地にいるときに食らわなくてよかったなあ。これもビジンさんのおかげ?
(ゴールドシップ)
そのトウホクビジンは2009年の関東オークスに出走していた。結果は11番人気で7着。内容的に完敗だったその馬が、その年の秋には岐阜金賞を最低人気で勝って重賞での3連単特払い(70円)を発生させ、翌年のさきたま杯で4着に食い込むまでに成長するとは、誰が予想できたでしょうか?本当に馬はどう変わっていくのか、わからないものですなあ。
ただひとつ言えることは、「丈夫がいちばん」ということ。どんなに能力があっても体が弱かったら全力で走れませんからね。私も今さらながら体力づくりをしようかな!?
さて、今年の関東オークス。この話の流れで笠松の馬をシルシに入れるとかはいたしません(汗)。
◎タイニーダンサー
○アルセナーレ
▲ブライトリビング
△ディーズプラネット
△ポッドガゼール
△ワカチナ
今年は実績のある牝馬は東京ダービーに行ってしまったので、南関東勢はちょっと微妙。ということで、中心にはここに入れば力が違うはずのタイニーダンサーを指名。アルセナーレの新開厩舎はなぜかダートで好成績を挙げている。おそらくこれは厩舎カラーということになるのでしょうね。パワフルな脚があるブライトリビングが3番手。前走でオープン特別を制したディーズプラネットは個人的に半信半疑という位置づけでの4番手としてみました。
バッチリ当てて、ロジータビールで乾杯しましょう!!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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