「ジョッキーベイビーズ九州地区予選」
2016/8/29
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その決勝戦、1着を勝ち取ったのは、小学6年生の上薄龍旺(かみすき・りお)くん。内枠からのスタートでも馬のダッシュ力で一気に外ラチ沿いまで寄せていき、最後は昨年の覇者、福元くんに1馬身差をつけての優勝となりました。
(優勝の記念撮影)
しかし毎年思うのは、みんなちゃんと勝負服を用意してくるものだなあということ。今年の決勝戦に進んだ佃隆太くんが着ていた服は、佐賀競馬の騎手だった下條知之騎手のもの。さらに福元くんは、同じく佐賀の元ジョッキー、青柳健一騎手の勝負服を着ていた。もしかして、本人からもらったのかな?
鹿児島県と宮崎県の育成場には、佐賀、荒尾、中津の各競馬場で働いていたホースマンがいることも多い。「馬に親しむ日」に行われる1800mの草競馬でも、元騎手が手綱を取っていたことがある。ちなみに今年の草競馬を制した日高勇さんは、ノーザンファームで働いていた人らしい。
昨年に続いてゲストとして来場した木之前葵騎手(愛知所属)も宮崎県出身。南九州出身のホースマンはとても多いんですよね。ただ、九州の馬産は昭和の頃に比べるとかなり縮小してしまって、種牡馬のラインナップも寂しくなりました。
現在はカンパニー、ミスキャスト、ラブイズブーシェ、ダノンゴーゴー、ストラヴィンスキー、ダンツシアトルあたりが主だったところ。宮崎県はいつの間にか、種牡馬がゼロの県に……。
(木之前騎手と上薄くん)
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