「ジョッキーベイビーズ九州地区予選」
2016/8/29
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そんな状況でも「馬に親しむ日」の前日に小倉競馬場で行われた、九州うまれの2歳王者決定戦「ひまわり賞」での様子をみると、九州の牧場の人はみんな夢を持っているんですわ。「また新しい繁殖牝馬を買ったよ」とか、「北海道のセリでいい値段がついてくれたよ」などと言う、その表情が明るくて。
その一方で、馬産から撤退してしまった牧場は確かにあるわけで、それをカバーするまでには至っていないのが現状といえば現状。でもそれを逆手に取れば、牧場を居抜きで借りるなりして、新たに馬産に参入できる余地があるということなのですよ。
これから脱サラしたい、または田舎暮らしをしたいと考えていらっしゃるかた、九州で競走馬を生産するという道がありますよ!
さて、8月31日に行われるのは、アフター5スター賞。副題はJBCスプリント指定競走となっております。ところで佐賀競馬場でJBCが実施される日は、果たして来るのでありましょうか?
◎ルックスザットキル
○アメージングタクト
▲ラクテ
△プラチナグロース
△サトノタイガー
△アドマイヤサガス
台風の影響がありそうな雰囲気で、前に行った馬が有利と推測。で、このメンバーならルックスザットキルが逃げられるんじゃない???
成績が示すとおり、楽に逃げられなければ残念、というタイプ。ただ、鼻出血の経歴がある馬だから、血管が硬くなりやすい冬よりは夏のほうがいいはず。ということで狙ってみます。
相手筆頭は、距離短縮がプラスのアメージングタクト。ラクテもスピード的に通用するかなとは思うのだけれど、過去にこのレースを制した3歳馬は、斤量が50?か51?だったのですよ。その分を少し割り引いて3番手に。
連勝中の勢いがあるプラチナグロース、地力上位のサトノタイガーは連下に。アドマイヤサガスも実力的に無視できないのだけれど、さすがに59?はちょっと厳しそうとみて押さえまでにとどめておきます。
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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