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コラム
「騎手の世界もなかなか厳しい」
2016/10/24

先週水曜日の埼玉新聞栄冠賞。タイムズアローが1着で、手綱を取った西村栄喜騎手はものすごくうれしそうに表彰台に立ちましたね。これが今年の6勝目。インタビューでは「荒尾から来て、表彰台に上がるのは初めて」と言っていましたが、そうだったのか……と、こちらも感慨深いものがありました。

タイムズアローは主戦の真島大輔騎手がケガの治療があるらしく、この浦和開催はまるまるお休み。ということで、普段の調教を担当している西村騎手に白羽の矢が立ったということになるのですが、こういうときってすごく緊張するんでしょうなあ。だって、負けたら自分のせいになってしまうわけなのだから。

という状況のなか、大外枠からうまく流れに乗って好位につけて、勝負どころから徐々にスピードを上げての差し切り勝ち。外から見ている限りでは、残り100mあたりでセーフティリードかなと思えたのだけれど、西村騎手は最後までけっこう気合を入れて追っていましたね。 こういうところからも「勝ちたい」という気持ちよりも「勝たなければ」という思いのほうが強かったのではないかという感じがします。

ということで、西村騎手は2009年のKRAカップマイル(釜山)以来の重賞勝利。韓国では短期免許を2度受けており、重賞を勝ったのは1回目のとき。

その後、所属の荒尾競馬は2011年の年末を最後に廃止されてしまい、西村騎手はその翌年の2月まで韓国で騎乗してから船橋にやってきたというプロフィール。日本ではもうすぐ1000勝という成績ではありますが、2014年が4勝、2015年が5勝と、メモリアルになかなか近づかないという成績です。

ちなみに韓国では497戦60勝の成績を残しているので、全体では1000勝を達成済。でもここまで来たなら日本だけでも大台に乗ってほしいと思うところであります。

西村栄喜騎手=7年前の写真です
(西村栄喜騎手=7年前の写真です)

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