「交流戦!」
2016/11/14
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そういう私のお目当ては佐賀所属の2頭で、両方とも九州産馬。ネーブルホープは荒尾市にある片山建治さんの生産馬。今年の九州トレーニングセールに出ましたが、片山さんの納得する価格まで上がらず、自己所有にすることに。
もう1頭のイザシュツジンは、宮崎県北諸県郡三股町出身で、JRAの橋口弘次郎元調教師の弟さんが生産者。2歳夏に1勝して、九州産馬による大舞台、ひまわり賞にも出走。その後にJRA認定戦を勝利するも、屈腱炎を発症して石川県の小松トレーニングセンターで温泉療養。ようやくこの夏に戦列に復帰して、ここに挑んできました。
という私を含めていろいろな人の思いはあるのでしょうが、「地元デビュー馬限定戦」というシバリがあるだけに力量差は大きく、結果は1番人気のマイタイザンが逃げ切って、2番人気のディアマルコが2着。3着も3番人気のアサクサセーラで、3連単は840円という結果でした。というわけで取ってマイナス……
(マイタイザン騎乗の杉浦健太騎手)
それでも現地ファンの満足度は高かったように感じましたね。兵庫県馬主協会の池田守会長も「いやあ、実現まで3年かかりましたよ」と、場内の盛り上がりにホッとした様子。将来的には「西日本」から「全国」に広げる構想もあるそうですが(南関東4場+岩手+北海道で合計12ですからね)、それはちょっと時期尚早かなとおっしゃっておりました。うーむ、それはそのとおりかも……(汗)。
ともあれこのレースが各地区の底上げにつながればと思いますね。次回は佐賀競馬場で実施される予定。来年も見に行こうかな!?
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