「中津競馬場跡地で痕跡探し」
2016/11/28
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当時の遺構が残っているのは、1〜2コーナーの公民館の周りにあるブロック塀と、ファンエリアと本馬場の間に流れている用水路。あとは3コーナーの外側の道路のカーブがそれっぽくて、厩舎エリアのブロック塀がほんのすこしだけなんですわ。
(右がファンエリアで左が本馬場)
(1コーナーのカーブ)
かつて「中津競馬場前」という名前だったバス停は名前が変わり、競馬場に入る道路は拡幅工事がされたために、「この辺が入場門で……」などと当時の様子を推測するのがむずかしい状況。
かつて厩舎地区の入口横にあった高さ5m以上もある巨大な馬頭観音は台座ごと撤去されており、残っているのは厩舎地区の塀に沿って並んでいた桜の木だけ。いや〜、中津競馬場は昭和30年以降に廃止された競馬場における「競馬場の香りがしないランキング」でトップを争えますね……。
でも中津市には馬券を買える場所があるのがすばらしいところ。中津駅から徒歩5分ほどの場所にある「ゆめタウン中津」という3フロアからなるショッピングセンターの1階に「ドリームなかつ」という場外馬券売場があるのです。
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