「藤井勘一郎騎手!また会いましょう!」
2017/1/16
毎年のことながら、年末年始はおしごとたくさんでありがたい限り。なのですが、東南アジアに歴訪を回避したこともあって、年明けからほとんど自宅生活となっております。
元日からの1週間でまともに外出したのは1月4日のプロレス観戦@東京ドームと、1月6日の川崎競馬場のバックヤードツアー&観戦会だけ。それでは体のなかが淀んでくる!というわけで1月9日はお江戸日本橋亭まで落語を聴きに行き、その後の飲み会にも参加。しかしその後の予定はしばらくなし……
そんな生活は体に毒なので、先週金曜日は船橋競馬場に行ってきました。この日は短期免許で騎乗している藤井勘一郎騎手の最終日。彼の名前は3年ほど前までは知る人ぞ知る的な位置づけでしたが、一気にその知名度が上がってきましたね。
(今回のラストライドがスタート)
藤井騎手は奈良県出身。日本の騎手試験は体重の関係で合格できなかったものの、その道を目指すためにオーストラリアに渡ってライセンスを取得。それ以後は豪州を拠点にしつつ、シンガポールなどでも短期免許で騎乗して、2012年5月からは韓国の釜山で短期免許を取得。
それから2015年6月30日までの滞在中、1099戦149勝、2着151回、3着172回という成績を残しました。3着内率は42.9%だからかなりのもの。
釜山ではトップまではいかないものの、5位以内をキープしていました。そして重賞は7勝。そのうちグレードがついている重賞(ソウルと釜山の合計で、年間に20個弱しかないのです)は6つ勝っており、昨年9月のコリアカップで7つ目のグレードレースを制しました。
2015年7月にはNARで短期免許を取得して、門別競馬場で119戦18勝。その後は北海道の育成牧場で乗って、オーストラリアにも戻ってという状況でしたが、昨年9月に韓国・ソウル競馬場でのコリアカップで、クリソライトに騎乗して優勝。そして11月からは大井所属で短期免許を取得、という流れで来ています。
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