「藤井勘一郎騎手!また会いましょう!」
2017/1/16
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人間より活躍できる期間が短い競走馬は、なおさらそれが大切。どんなに実力があっても、出走できなければどうにもなりませんからね。
というのも、今年のニューイヤーカップは出走できるボーダーラインが例年以上だからなんですよ。出走メンバーのうち、もっとも獲得賞金額が少ないジョワラルムが660万円。新馬戦と特別戦を勝って、前走3着だったツルマルサラは、30万円差で出走権に届きませんでした。昨年3着のジャーニーマンは、ツルマルサラより少ない獲得賞金で出られたのに……。
◎1.ブラウンレガート
○6.サイバーエレキング
▲3.サヴァアルジャン
△5.アンジュジョリー
△9.ヒガシウィルウィン
△2.スターインパルス
△10.カンムル
つまりはそれだけハイレベルになっているということ。しかし私が頼るのは、ニューイヤーカップの鉄板???データ。「前走が南関東のレースで1着だった馬が、3着以内に1頭だけ入る」該当馬がいなかった2011年を除くと、2006年からこの法則が続いているのですよ。
というわけで、4頭いる「前走1着馬」でシルシをつけていいのは1頭だけ!そこで軸として指名するのはブラウンレガート@大井の帝王。スタートダッシュが効くという脚質で最内枠なら鬼に金棒!
相手筆頭も先行力があるサイバーエレキング。サヴァアルジャンは瞬発力を兼ね備えているので、逃げられなくても心配なさそうですね。あとは堅実に差を詰めるアンジュジョリー、ヒガシウィルウィンにもマーク。スターインパルスは過去4勝がすべて逃げ切りという点が気になりますが、2番枠なので一応押さえておきましょう。
あとは2014年と2015年の優勝馬を送り出した、浦河の山口ステーブルで育成されたカンムルにも要注意!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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