「苦節18年……初めての!」
2017/2/27
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(4着だったときのマルボルクシチー)
とここまで書いてふと記憶をたどってみたんですけれど、ひょっとして私って、自分の出資馬が目の前で勝つシーンを一度たりとも見たことがないんじゃないかしら???
……本当だ……日曜日の真夜中に、今までの一口馬主人生をじみじみと振り返ってみたワタクシ。いやいや、マジで1回も歓喜の瞬間を現地で迎えたことがないやんけ!
最初に出資したのは1998年生まれのマイネポーラスターという牝馬。この馬は未勝利で、でも群馬県の境町トレセンの近くにある「ホースパラダイス群馬」にもらわれたことで、その背中に乗ることができたのがいい思い出。
出資馬の初勝利はマイネムーンライトという牝馬で、門別のJRA交流戦。そのあともマイネルジョルトが浦和、福島で勝利を挙げてくれて、それ以後もちょいちょい出資馬の勝利は経験しているんですよ。
でも、いわゆるJRAの4大競馬場では勝てなくて、やっと3年ほど前に東京競馬場で初勝利。現在の現役馬での出世頭はトウホクビジンの弟という血統のセクシーボーイで、トータル3勝を挙げているのだけれど、その馬の勝利もすべて、レースが終わってしばらくしてから勝ったことに気付いたわけで。
あっ、そういえば先週土曜日(2月25日)に出走していたことを今になって思い出しましたわ。結果を見てみよ。おお、5着だったか!うーむ、我ながらなんてテキトーなんでしょう。私の友人知人には出資馬が出走するときにはスーツにネクタイ姿で臨場する人も多いというのに……
それにしても、もう18年ぐらいもいわゆる一口馬主をやっているのに、これはちょっとヒドイ話。さらにナマで勝つところを見たことがないという事実を、このコラムを書いているときに気づくっていうのはどうなんでしょう?
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