「季節の変わり目だからこそ!」
2017/5/22
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つまり、私の弱点は「気温の変化」。子供のころは、真夏にデパートに入っただけで風邪をひいていましたから。
でも人間の場合は衣服で調整が可能。真夏のマレーシアに長袖のTシャツを持っていったのは、まさに「自衛」のためでした(飛行機や商業施設などの冷房がキツすぎるんです)。
しかし競走馬は人間と同じようにはできないんですよね。日本では下の写真のように、毛を刈って調整するということがほとんどされていませんし。
(母ウオッカの2歳馬)
そこで役に立つのがnankankeiba.com!
出走馬の名前をクリックすると「競走馬詳細データ」が表示されまして、「条件別成績」のなかに「季節」という項目がありまして、そこで四半期ごとの成績が表示されています。
キャリアの少ない馬や下級条件の馬だと有意さを見出しにくいですが、古馬B級以上になると利用価値が高まる感じですね。
たとえば火曜日の「ゆりかもめオープン」。母の父がアングロアラブでおなじみのゴーディー(牡9歳)は、ゆりかもめオープンに3年連続で出走していて、過去の成績は11着、2着、11着。
でも「季節」の項目で見てみると、4〜9月のほうが10〜3月よりも成績的に上。さらに「出走履歴」を見ながら検討していくと、やはり気温が高いほうが好相性と感じ取れます。
JRAの予想でも季節は重要なファクターで、なかには「毎年3〜4月に穴をあける」という馬もいました。
逆もまた然りで、冬が得意な馬を夏に狙っても期待薄。競走馬が出走するのは、これはもうほとんど人間の都合ですから、現在の調子をデータから読み取ることが重要だと思うのです。
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