「オークスを観に行ってきました」
2017/6/12
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◎10.クイーンマンボ
○6.アンジュデジール
▲8.アポロユッキー
△4.アップトゥユー
△1.ステップオブダンス
△5.サクレエクスプレス
ダートグレードレースであると同時に、グランダム・ジャパン3歳シーズン最終戦でもある一戦。優勝を狙う高知のタッチスプリントは27ポイント、続いて兵庫のスターレーンが21ポイント。現在、ポイント数が第3位のアペリラルビーは関東オークスには出走せず、そのあとの出走は、8位タイのセミプレナ(北海道)で8ポイントとなっています。
昨年までのルールだったら、タッチスプリントは「完走すれば優勝」でしたが、今年は『エクストラポイント』というものができて、
●地方馬最先着=15ポイント
●地方馬で2番目に先着=10ポイント
●地方馬で3番目に入線=5ポイント
が加算されることになりました。
つまり、たとえばタッチスプリントの前に地方馬が2頭以上いて、スターレーンが6着以下でも地方馬のなかで1位だったら逆転優勝となります。
ということは、上記2頭は参加賞目当ての競馬をすると、タイトルを逃してしまう可能性が出てくることに!
追い込みのタッチスプリントは自分の競馬に徹するだけですが、好位差しで結果を残してきたスターレーンは道中の判断が難しいことになりそうですね。
しかしその見どころは別のもの。馬券はJRA勢が中心とみていいでしょう。なかでも好位から堅実に差を詰めてくるクイーンマンボに注目。アンジュデジールはタイプ的に折り合いがつきそうですから、長距離戦でもチャンス大とみました。
アポロユッキーは前走のまくり脚が再現できれば今回も上位食い込みが狙えそう。地方競馬勢では主導権を取れそうなアップトゥユーを一角崩しの候補として指名します。
あとは流れ込みタイプのステップオブダンスを連下に。サクレエクスプレスも条件的に悪くないとみて、穴で一考しておきます。
馬券の検討の一方で、グランダム・ジャパンの優勝争いにもご注目を!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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