「高知競馬の底力を見た!」
2017/6/19
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ここで気になるのは、各競馬場間のレベル差。
南関東でも転入初戦の馬がいきなりから勝負になるのか、頭を悩ませることは多々あります。
ましてや今回は3歳戦。
そのなかである程度のモノサシになる存在としては、高知所属のタッチスプリントが挙げられます。
佐賀の花吹雪賞では、九州ダービーで3着に入ったオヒナサマの2着。
そして高知の2歳重賞、金の鞍賞ではフリビオンに続く2着。
となると、九州ダービーを制したスーパーマックス、2着のフジノカミワザが高知優駿で上位人気に推されるのは当然のことといえるでしょう。
(笹川翼騎手も参戦)
しかし結果は、高知のフリビオンが1着で、高知のバーントシェンナが2着。
3着は笠松のマルヨアキトで、名古屋のサザンオールスターが4着。
そして佐賀の2頭は、2周目の4コーナーで両方とも落馬……
人馬ともに無事だったようですが、ゴールできなかったのは佐賀の2頭という、なんともまあという結果になりました。
しかしですよ、その1着と2着は両方とも高知でデビューした馬。
高知は一昨年から2歳新馬戦が復活して、今年の3歳馬は2世代目。
一昨年、高知の新馬戦に出走した馬は18頭しかいないのですが、そのなかから高知優駿を勝ち、全国区の活躍をみせているディアマルコが登場。
そして今年は高知優駿でワンツー。
高知競馬に来る新馬は正直なところ、評価額としては低い部類に入る馬ですよ。
それでもそのなかからこれだけの活躍馬が出るのだから、なにか秘密があるのでは?
と思うわけです。
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