「高知競馬の底力を見た!」
2017/6/19
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個人的には、馬場の砂厚が関係しているのではないかと思っているんですね。 発表されている高知競馬場の砂厚は、内ラチから2mが14.5㎝。 そこから1mずつ外に行くことに少しずつ減っていき、各騎手がレースで馬に通らせるのは直線部分が12.5㎝、コーナー部分が12㎝という、内ラチから5mくらいの場所。
その砂厚はバックヤードも同じかそれ以上で、スタンドから1コーナー付近にある検量室に向けて歩いていくと、アリジゴクにハマるような感じがします。 ヘタすると翌日にふくらはぎが張るくらい、豊富な砂が用意されているのです。
そこで日々の鍛練を積んでいる馬だから、筋肉に力がつくのは当然。 そのことはもっと評価されてもいいと思うんですよね。
(インコースを空けるのが高知の特徴)
高知優駿に出ようとしていたブレイヴコール陣営は、おそらく「高知のほうがマジックカーペットと戦うよりもマシ」と考えていたことでしょう。 しかしさにあらず。 高知競馬で鍛えられた馬の多くには、かなりの底力が備わっているんです。 来年以降、高知優駿の遠征馬はどのようになるのか、気になるところです。
そういえば、船橋競馬場で実施されている「総の国オープン」は、高知からの遠征馬が好成績を残していますね。 ひょっとしたら、これからは高知からの移籍馬が南関東で活躍するケースが増えてくるのかもしれません。 京成盃グランドマイラーズは、その観点から予想するのも手かも?
◎3.コンドルダンス
○13.トロヴァオ
▲12.ジャーニーマン
△9.ミスミランダー
△5.バースフォンテン
△4.ノーキディング
コンドルダンスからミスミランダーまでの4頭は、門別でデビューした馬。 高知より厚くはないものの、底力が必要な馬場で育てられたことは確かです。
そのなかから、内枠がプラスになりそうなコンドルダンスを中心に推します。 相手筆頭は素質上位のトロヴァオ。 ジャーニーマンは船橋が初めてですが、先行押し切りを狙うタイプですから悪くないでしょう。
ちなみに水曜日の船橋競馬の最終レースは「船橋競馬場クリーン大作戦記念」。競馬場周辺で行う清掃活動の名称なのですが、この活動の音頭を取っているうちの一人は、コンドルダンスの厩舎関係者。 その縁も含めて、ここで狙うべき馬といえるかも!?
プロフィール
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。
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