「やっぱりボックスが最高!」
2017/7/10
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デビュー前の育成環境がイマイチな上に、競馬場では厩務員さんが我流の乗りかたで調教をするケースが多い韓国競馬では、実戦になると折り合い面で苦労することが多々。
しかし日本の騎手は馬をまっすぐに走らせることにおいて、一枚上のところがあるのです。
それを改めて見せてくれたのが、日曜日の第2レースの1000m戦。最下級のメンバーはフラフラする馬が多数ながら一団で進み、馬場の3分どころを通って番手につけた畑中騎手の馬が勝利!
ほかの馬はコーナーで大外を回ったり、直線でも外ラチ沿いまで膨らんでいったりとワイルドに走っていましたが、畑中騎手はコースロスを最小限にして最後の直線では蹄跡がまっすぐになっていましたからね。そういう技術は日本が誇るべきところだと思います。
そして私は畑中騎手のおかげで3連複106倍が的中!
絶対に荒れると思ったので3連複9頭ボックス(84点買い)という節操のない勝負をしたのですが、プラスになったのだから結果オーライ。3着が1番人気馬だったので、そこが入れ替わっていれば……でしたが、単勝56倍の馬を勝利に導いた畑中騎手ありがとう!
そして場外発売の釜山2レース。勝負した合計6名のうち、なんと3名が215倍の3連複を的中させたのですよ!
写真はその払い戻しのレシート。韓国の公営競技では、100倍以上を的中させると「所得税20%」と「地域所得税=住民税2%」が払い戻し時に天引きされます。
(大勝利の証明書)
ということで100万ウォン(=約10万円)の払い戻しがあっても、受け取れるお金は22%引き。でも買った馬が凡走していたらハズレなわけですから、そこはおおらかに構えるのが健康的でしょう。そもそも競馬でもっとも重要なのは「運」なのですからね。
で、この215倍。その的中の要因は「ボックス買い」だったのですよ。
下級条件戦で不良馬場という条件は、新聞紙上の本命印なんてアテにならない状況。ましてアウェーで戦っているわけですから、網を張るほうが賢明でしょう。
さすがに3連単だとボックスにするのは金銭的に勇気が要りますが、3連複ならくみしやすし。改めてそのことを実感したことでした。
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