「笠松競馬場で学んだこと」
2017/8/15
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それはともかく、夜行バスが充実している一方で「ムーンライトながら」の人気はイマイチ。8月2日に乗ることには1週間ほど前に決めたのですが、あっさりと指定券を確保できて拍子抜けでした。昔は発車の2時間前から並んでやっと座れるくらいだったのに。
でも、こんな状況を見ると世の中が心配になりますな。というのは、若者が旅行しなくなっているように感じるから。たとえば20年から30年前の北海道には、夏は本州などから来たヤングな人々であふれかえっていたんですけれど。
しかしいつの間にか、その文化は消えてしまった模様。私の友人の大学3年生に実際のところを聞いてみたら「今の学生は忙しいんですよ」だって。うーむ、私の経験だと「講義のときは教室ガラガラ、試験のときは超満員」だったんだけどなあ。
そういう理由からなのかどうか、私が乗ったムーンライトながらは7割程度の乗車率で楽勝の熟睡。予定通りに朝から原稿を書いて、12時前に笠松競馬場に着いたら暑いのなんのって。
「いやあ、これでもけっこうマシなほうですよ」
と言うのは、笠松競馬場のプロ予想師、大黒社の一岡浩司さん。たしかに場立ちの台には扇風機もなく、“夏あたたかく冬涼しい"を地で行っているような環境です。
「これだけ暑いと馬も厳しいですからね」
と、一岡さんはパドックを場内モニターで凝視してから最終判断をしていました。笠松競馬場はコースの内側にパドックがあるため、馬との距離がそこそこあります。ということもあって、笠松では一岡さんの予想をよく買います。
さて、場内での取材を終えて臨んだ最終レースは10頭立て。メンバー的には上位人気馬の成績が抜けている印象で、なんとなく4番と8番がよさげ。ということでその2頭軸で行こうと思いつつ一岡さんの予想を買ったら、「これは4と6が中心ですよ」とのこと。えええ、そうなんですか?
(大黒社の予想)
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