「香港で基本の大切さを確認」
2017/12/11
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(最終レースは真剣に)
というわけで今年の香港国際競走は、個人的には厳しい結果に終わりました。
そんな1日を通して、今後の課題を挙げるとすれば「モレイラ騎手の取捨選択」ですね。
第1レースで素直にモレイラ騎手を信じていれば、万馬券的中でアドレナリンが一気に噴出していたはず。
タラレバタラレバは承知の上ですが、よく言われる「競馬は馬7、人3」が、
騎手によっては「馬7、騎手4」で合計11になることもあるのだと感じさせられました。
日曜日は前残りの傾向が強い馬場状態でしたが、モレイラ騎手は多少ムリさせても前半で前の位置を取り、
そして大負けしないさせないという乗りかたをしていました。
全10レースに騎乗して2勝という結果ながら、それ以上の存在感を見せてくれたように思います。
そうなれば当然、どのレースでもある程度の人気を集めてしまうわけで、
レースごとに「いいモレイラ」なのか「悪いモレイラ」を判断する必要があります。
そこが勝利へのキモだとは分かっているんですけれど……。
あとは馬券を買い慣れることも必要でしょうかね。
1年ぶりなので、マークカードの塗りかたを若干忘れていたところがありました(汗)。
その反省を踏まえつつ、日本に戻ってホームの競馬。
しかし水曜日の全日本2歳優駿は、かなり厚いメンバーになりましたなあ。
◎2.ハヤブサマカオー
○3.ダークリパルサー
▲9.ルヴァンスレーヴ
△8.ドンフォルティス
△12.サザンヴィグラス
△14.ビッグスモーキー
いろいろと考えたのですが、兵庫ジュニアグランプリで厳しい展開でも逃げ切ったハヤブサマカオーに注目。
今回は2番枠で、さらに競ってくる馬もいなさそうなので4戦連続の逃げ切り勝ちを期待します。
相手筆頭にはエスポワールシチーの半弟、ダークリパルサーを指名。
ルヴァンスレーヴは差し脚を長く使えるタイプで、展開的に向く可能性がありそうです。
ドンフォルティス、ビッグスモーキーも差せるタイプで上位食い込みに要警戒。
連下の穴として、流れ込みが狙えそうなサザンヴィグラスを挙げておきます。
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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