「ヤングジョッキーズシリーズ」
2017/12/29
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でも“持っていそうな"馬のニオイをかぎ分けるべくチャレンジしてみますか。まずは東京シンデレラマイルから。
◎13.ラインハート
○2.プリンセスバリュー
▲16.ステップオブダンス
△8.シェアハッピー
△9.ファイトユアソング
△1.パーティードレス
内回りの1600mで逃げたそうな馬がアップトゥユーだけ。こういうときは、好位勢がわりと早めに動き始めて、その後ろからレースを進めた馬が最後にまとめて先行勢を飲み込む……
ケースが多いような気がするんですよね。という前提で、連続3着の内容が光るラインハートを中心視。正直な話、JBCの3着は恵まれたものだと感じたので、クイーン賞では無印が妙味と思っていたのですよ。しかし結果はまたしても3着。そうなると、もう無視することはできません。
プリンセスバリューは笠松遠征が馬体減でしたが、地元戦なら大丈夫なはず。脚質的にも向くとみて2番手に指名します。ステップオブダンスは前走の反動が心配ですが、素質的に無視できない存在。以下3頭も差し・追い込みタイプから選んでみます。
大晦日の東京2歳優駿牝馬は逆に、逃げたそうな馬が多数。そうなると、差し優勢とみるのが妥当でしょう。
◎5.ゴールドパテック
○14.オールパスレル
▲3.ストロングハート
△15.ビジネスライク
△16.クレイジーアクセル
△13.ヴィブラビ
ゴールドパテックは2走前の鎌倉記念3着の末脚が優秀。そして続く前走が重賞勝利ですから、ここは逆らわないほうがよさげとみます。オールパスレルは前走がいまひとつでも長く使える差し脚に注目。ストロングハートは、個人的に考えている“逃げ先行馬が多数のときは1頭だけ残る"という法則に合致しそうな馬として挙げてみました。
ところで今回のヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンド。第1戦で単勝を当てたのはいいのですが、個人的にメチャメチャ反省してしまいました。それは、
「なぜ、3連複1頭軸→総流し→総流し」を買わなかったのかということ!
絶対に波乱になるという確信があって、でも軸不動と確信した馬がいたのだから、単勝を買っている場合じゃないでしょ!
だって14頭立ての1頭軸で相手13頭ボックスの3連複って、買い目は78点なんですよ。それで案の定、人気薄2頭が2着3着。配当は10万円オーバーだったのだから……。
次の機会は絶対にそれをやってやる!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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