「フェブラリーステークスはララベルの引退レース」
2018/2/20
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ララベルの引退式は土曜日の大井競馬の最終レースが終わったあと。夕方5時頃から行われます。平日開催だからなかなか南関東の競馬をナマで見られなくて……というかたは、ぜひ大井競馬場にご来場を!
その前に行われるのは大井の金盃。1月22日の「金盃トライアル」がドカ雪のために競走取り止めとなってしまいましたが、その影響を受けた5頭を含めた16頭が登場。ちなみに2600m戦はダートとしては日本最長。ほかは金沢の北國王冠が2600mで残るだけとなっています。それを考えると、3000mで実施していた東京大賞典って、すごいレースだったんですねえ。
◎12.クラージュドール
○9.ウマノジョー
▲13.レーザー
△14.ユーロビート
△7.サブノクロヒョウ
△10.キングニミッツ
穴15.オリオンザジャパン
過去の結果をみたところ、先行馬が粘るところに追い込み馬が加わってくるという傾向がある様子。しかしながら、3年前のアウトジェネラルが8番人気で逃げ切ったのには悶絶しましたね。12番人気のフォーティファイドを軸にしていた快楽亭ブラ坊兄さんが、ワイド万馬券を取ったことにもまた悶絶。そうなんです。金盃は基本的に、どうなるか予測しにくいレースなのです。
だいたい今年は逃げそうな馬さえ不明。だったら差し脚を長く使えそうなタイプをマークするのが吉でしょう。
そんななかでも、逃げ候補にはサブノクロヒョウとキングニミッツを指名。2001m以上のレースが少ない大井競馬だけに、騎手も様子を探りながらのレースをすることになりそう。その状況ならば「まんまと逃げ切り」には要注意。
穴はオリオンザジャパン。大井移籍後の成績はサッパリでも、本来は猛烈に差を詰めてくるタイプ。“長距離戦は騎手の技量がモノを言う"面があるのならば、大井の帝王がいいところを見せてくれる可能性はあると思います!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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