「再び北海道の馬産地に来ました」
2018/4/9
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(大狩部駅から南を望む)
と、悲しい思いにはなるものの、私はじつは日高本線で様似まで行ったことは1回だけ。そのほかには静内までが2回か3回、節婦までが1回、富川から苫小牧行きに乗ったことが2回……
しかないんですよね。そして牧場に勤務する友人知人は「1回も乗ったことない」という人が大多数。乗ったときの印象も、昼の列車は高校生か高齢者、ときどき旅人という感じで常にガラガラ。貸し切りだったことも1回ありました。
でもまあ、実際のところはそれで仕方がないのでしょう。大狩部駅では列車代行バスに遭遇しましたが、乗客は5名。ここのところ高齢ドライバーの問題が議論されるケースが増えてきましたが、こういう場所では簡単な話ではないなと感じます。
(JR日高線代行バス)
という線路状態ですから、JR北海道は日高門別駅から先の区間において、復旧を正式に断念。しかしながら、現在でも「廃止」にはなっていません。
これはいろいろな理由があるようで、沿線自治体の同意が得られていないとか、廃止になると線路部分の土地の固定資産税額が変わるとか、ほかにも細かい理由がある様子。
でも、個人的には現在のままの状態がベストのような気がしています。
そのいちばんの理由は、廃止になると地図から鉄道を示す黒い線が消えてしまうこと。その線がなくなると、精神的な面においても過疎化が進むような気がするんですよね。
といっても、その代替として日高自動車道が近日中に厚賀まで延伸。その先も新冠までジワジワと工事が進んでいます。そんな風景を見ると、鉄道がなくなることへの抵抗感はなんとなくあっても、徐々に小さくなっていくのかなという気はします。
という寄り道を経て、こんどは静内にある場外馬券売場にレッツゴー。
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