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コラム
「この冬の北海道は例年と違う?」
2018/4/16
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そんなふうに10年以上も春の馬産地をウロウロして定点観測的な知見を持っている私から見ると、今年の2歳馬は「全体的にみると例年より仕上がりが遅め」と映ります。

それが影響しているのか、3月15日に門別で最初に行われた能力試験に臨んだのは72頭で、2週目の3月22日が29頭、3月29日が59頭で、いつもの年よりもちょっと少ないという印象。ちなみに3月中に行われた能力試験(800m)で50秒を切った馬はゼロで、4月4日に1頭だけ、49秒9で走った馬が出ました(シェリーアモール・牝・父グラスワンダー)。

という状況で4月18日、つまり今週水曜日に今年の門別競馬が開幕するわけですが、その当日に行われる“その年の日本で最初に行われる2歳戦"である「スーパーフレッシュチャレンジ競走」に予備投票したのは8頭だけ。そのほか、月末までには3つの「フレッシュチャレンジ競走」が予定されていて、そこには合計で78頭が登録していますが、実際には少ない頭数でのレースになるような気がします。

このあたりにも、例年とは違う気候の影響が出ているのかも。門別競馬場の坂路には屋根がありますが、全部の馬が最初から門別競馬場で育成されているわけではないですからね。

門別競馬場にある屋根付き坂路
(門別競馬場にある屋根付き坂路)

その影響は南関東にもあるようで、4月5日の浦和での能試を受けた2歳馬は6頭だけ。4月6日の川崎では3頭だけでした。

昨年は4月21日に大井で新馬戦(7頭立て)が行われましたが、そのときの出走馬は3月のうちに能力試験を合格。しかし今年は4月15日現在、大井で能力試験を合格した2歳馬は2月24日に走った4頭だけで、しかも全員の冠名が「トーセン」!

さて、今年の南関東は新馬戦のスタートがいつになるのかしら? 新馬戦は力量がバラバラの馬が一緒に走るので個人的には当てやすいと思うのですが、今年は北海道の気候を考慮して予想を立てると、さらに当たりやすくなるような気がします。

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