「2018地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ!」
2018/7/16
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浦和競馬場は南関東の4つの競馬場のなかではもっとも最後の直線が短いところ。
となると、浦和での経験値が低い騎手が揃うと『前に行かなきゃ』という意識が強く出ることになるかもしれません。
加えて浦和は左回り。
吉原寛人騎手と岡部誠騎手を除く西日本の所属騎手は左回りの経験値も低いわけですから、そこも考慮に入れる必要があるかもしれません。
さて現在のポイントですが、第3位は山口勲騎手で26ポイント。
第4位は藤田弘治騎手で22ポイント。
第5位は吉原寛人騎手が17ポイントで、第6位の矢野貴之騎手は16ポイントと接近しています。
そこで、第2ステージを迎えるにあたっての騎手心理を予想すると……
●第1戦も第2戦も善戦を狙いたい→桑村騎手、繁田騎手
●どちらか勝ちたいけれど、勝負に行って大敗するのは避けたい→山口騎手、藤田騎手
●勝機がありそうな馬だったら仕掛けたい→吉原騎手、矢野騎手
●イチかバチかで乗るしかない→佐藤友則騎手、山本聡哉騎手、岡部誠騎手、村上忍騎手、瀧川寿希也騎手、下原理騎手
という前提条件で、水曜日の浦和競馬の第10レース、ジョッキーズチャンピオンシップ第2ステージ第1戦から予想してみます。
◎10.下原理騎手
○1.瀧川寿希也騎手
▲11.岡部誠騎手
△12.山本聡哉騎手
△5.吉原寛人騎手
穴8.藤田弘治騎手
第1戦は最終戦に望みをつなぎたいという騎手たちが壮絶に仕掛けていくレースになると予想。
ということで展開次第で結果が変わることになるでしょうから、馬券はやっぱりボックスかな。
しかしこの組み合わせで決まると、あまりつかないかも(汗)
続く第11レースは、その前のレースの結果が騎手心理に影響する部分がありますから予想しにくいところはありますが、
おそらく第1戦で善戦すると思われる騎手が最後に決めにかかる。
という前提で!
◎10.桑村真明騎手
○9.繁田健一騎手
▲1.山口勲騎手
△6.山本聡哉騎手
△8.藤田弘治騎手
△7.村上忍騎手
過去には第2ステージを連勝してJRAへの切符を手にした的場文男騎手、藤田弘治騎手、永森大智騎手という前例がありますから、
第2ステージはその日の感性という点も重要な要素となります。
それが誰なのか、パドックで各騎手の姿を観察して、ある種のオーラみたいなものがにじみ出ている人を探してみるのも面白いかも!?
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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