「騎手の重要さを再認識!?」 3/3頁
2018/7/30
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じつは、事前に出走馬の関係者や騎手に出走馬についての聞き込みをしておりまして、その情報からはひとつも出てこなかった五十嵐騎手の馬。それがまさか、子供を相手にガチ追いしてくるとは!
しかしビデオ判定の結果、追込みはわずかに届いていなかった模様。おとなげねぇ〜と思うと同時に、やっぱり鞍上は重要なんだなと実感しました。
それを受けて、サンタアニタトロフィーに出走する騎手について、今年の大井実績をチェックしてみました(短絡的……)。
騎乗する13名の騎手で、大井での勝率がもっとも高いのは御神本訓史騎手で28.7%(先週末までの数字)。連対率は39.9%で、南関4場のなかでも大井での数字がトップになっています。
同じく大井での数字がもっともいいのが藤本現暉騎手。勝率8.3%、連対率13.7%ですが、南関4場のなかでは数字的に大井がもっとも得意。
的場文男騎手は大井での連対率がほかの3場よりも上。やはり「大井の帝王」はデータ上でもそれを実証しているようです。
あとは森泰斗騎手が勝率17.5%、連対率32.3%と好成績。笹川翼騎手も勝率11.1%、連対率21.8%という数字を残しています。
それを踏まえて検討すると、
◎1.モンドアルジェンテ
○5.ゴーディー
▲13.ヒガシウィルウィン
△7.リコーベルリネッタ
穴11.バルダッサーレ
穴3.グランディオーソ
穴4.カンムル
モンドアルジェンテがJRA時に挙げた5勝はすべて1800m以上。マイル戦になる今回はそこがちょっと心配ですが、最内枠と鞍上がカバーしてくれることでしょう。
ゴーディーは昨年の予想で無印にした記憶がおぼろげながらあるのですが、先手を取れそうな今回は逃げ切りが視野に入りそうです。
ヒガシウィルウィンは59kgを考慮して3番手に。大井が得意な藤本騎手もマークしましょう。
穴に挙げた3頭は、今年の大井で連対率が20%を超えている騎手が騎乗。というわけで、今回は騎手に注目してボックス買いを敢行します!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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