SPAT4ポイントプログラム
コラム
「騎手の重要さを再認識!?」 2/3頁
2018/7/30
前のページへ

そして同時に、現在の日本の繁栄はそういった人たちによってもたらされたんだなあと思いましたね。全員が頭脳労働者では、世の中が成り立つのは不可能。また、全員が楽な仕事に流れて“ソコソコの生活"を目指しても、経済は停滞してしまいます。

牧場は所有者が変わり、現在の経営者いわく「若い人が来てくれても、ちょっとキツいことをさせると辞めちゃうんですよ。だから相当に気を遣っていますよ」と、ボヤくことしきり。この業界に共通する慢性的な人手不足もまた、実感することができました。

浦河のBTC(軽種馬育成調教センター)には、1年間の全寮制で馬のことを学ぶ「育成調教技術者養成研修」という制度がありまして、カリキュラムを修了した若者の就職率は100%が続いているとのこと。「なんかわからないけど紹介されたから牧場に来た」という人は絶滅しましたから、最近は志願してくる人たちだけが頼り。となると、競馬に興味をもってくれた若者に対して、もっとソフト面での施策を考えないとダメですね。牧場巡りをもっとしやすくするとか、厩舎見学会をひんぱんに実施するとか、そのあたりがまず改善点として浮かびます。牧場巡りって、個人ではなかなかできないんですよね……

だからなのでしょう。競馬業界において、日常から馬に親しんでいる人の割合が増えているのは。

つまり、牧場主の子供や騎手、厩務員の子供。そういえば大井でデビューした今年の新人騎手2名は、両方とも二世ジョッキーでした。

先週日曜日に行われた「浦河競馬祭」のポニーレース、浦河ダービーも二世がたくさん出場していました。この子たちの大半は、馬に携わる仕事をすることになるのでしょう。

そんな頼もしい子供たちが争う16頭立て。でもそのなかに、明らかに大人の姿が混ざってる!

さらにその出馬表に「五十嵐冬樹」という名前があるからまたビックリ!

おいおい、子供のなかにプロが混ざるっていうのは反則でしょ?

でもまさか、子供たちを相手に本気追いはしないよなあ。きっと空気を読むはず。

中央の水色の服が五十嵐騎手
(中央の水色の服が五十嵐騎手)

ということで勝ち馬投票は別の馬にして、距離ハンデありの600m戦を観戦。すると最後の直線で、馬場のど真ん中を通って一気に伸びてくるあの馬、あれは五十嵐騎手ではないですか!

次のページへ
リンクコラム一覧
▲TOP

会員規約 会員規約
プライバシーポリシー プライバシーポリシー
サイトポリシー サイトポリシー
運営企業 運営企業
SPAT4 SPAT4
nankankeiba.com nankankeiba.com
浦和競馬 浦和競馬
大井競馬 大井競馬
川崎競馬 川崎競馬

0.トップページ
1.マイページ
2.ポイントを使う
3.キャンペーン
4.イベント
5.ゲーム
6.サービスのご案内
7.よくある質問
8.お問い合わせ

▲TOP
馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.