「浦和記念をマジメに予想」 3/3頁
2018/11/22
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最初は「小ネタ」を口頭で紹介していたのですが、しばらくして番組内でコーナー化することに成功。この当時の製作側の首脳陣はじつに寛容で、ありがたいことでした。
それ以後は『小ネタでGO!』として毎週2分程度の時間をいただき、ときには悩みつつも「小ネタ」を作り続けてきたわけでございます。
その「小ネタ」ですが、文字どおり「小ネタ」なので、なるべく“しょーもない"ものを見つけようというのが大前提。その思いが伝わった人もいたようで、視聴者様から“先週の小ネタはくだらなかったですね〜"と声を掛けられるのが最上の褒め言葉。その基本は忘れずに作りましたよ、浦和記念の小ネタ!
「5走前までに“奇数100m"の地方競馬の重賞で、3着以内に入っていた馬が1頭だけ連対する」
(浦和記念の小ネタ)
この経歴を持っている馬が過去10年で1頭以上連対しておりまして、2011年を除くと“1頭だけ"連対しているのであります!
ただ、今年は該当馬が多いんですよ。JRA所属馬だと、2番・アポロケンタッキー=5走前が川崎記念(2100m)で2着、9番・グリム=前走の白山大賞典(2100m)で1着。
地方競馬所属馬は、埼玉新聞栄冠賞(1900m)の上位3頭と、芝1700mのOROカップで3着に入ったガリバルディが該当馬です。
そこで考えました。該当馬のワンツーが7年前にあったとはいえ、最近10年では9割の確率で1頭だけ連対。ということで「該当馬以外から該当馬に流す」という結論に至ったわけであります。
◎11.クリソライト
○9.グリム
▲2.アポロケンタッキー
△3.トーセンデューク
△4.ヤマノファイト
穴6.オールブラッシュ
いちばん下のオールブラッシュは該当馬ではないので、あくまでも3着候補ですよ!
小ネタに“該当しない馬"であるクリソライトは、昨秋のコリアカップのあと骨折。ダイオライト記念4連覇の夢が絶たれることになってしまいました。それでも戦列に復帰して、1年以上ぶりでの実戦となったJBCクラシックは、後方のままの15着でした。それでも中間の調教時計から考えると、一変があるような気がするんですよ。天童なこさんが「調教の本数が足りないと思います」として軽視したのも好材料?(失礼)
ともあれ、私はこの小ネタを信じます。いや……信じますとは言えないな。だって3連複ボックスで勝負する予定なので(汗)
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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