「もったいないの連続」 2/3頁
2018/12/3
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しかもパドックとは違って、なぜか首筋に汗が光っているし。ということで軸にしないことに決定。3連単の中心は、北海道のパレスラブリーとスティールティアラ、それに前走が北海道所属だったアークヴィグラスの3頭にしたのです。しかし2着に入った船橋のダバイダバイはノーマークでした。
正確に言うと「ノーマークにしてしまいました」。トークイベントが終わったあと、「すぱっと的中大作戦!」の浦和記念編で、私が話した小ネタが的中したと話したときに「そうでしたっけ?」とガチで返してきたキャプテンに、どの馬を狙います?と聞かれたので答えたんですよ。北海道の馬とダバイダバイって。
そのあと用事があって検量室の近くに行くと、そこで坂本昇調教師と遭遇。「そのダウンジャケット、しまむらで買ったんでしょ。オレもそれ、しまむらで買ったんですよ」と、ズバリなことを言われてビビり、そこからくだらない話を数分。
そんなことがあったのに、ダバイダバイが坂本厩舎の管理馬ということに気付いたのは、レース終了後でした……(泣)
競走馬には運と縁が重要と、いろいろな原稿に書いたりトークイベントで話したりしていて、それは馬券でも同様という説を採用している私なのに、なぜ買い目にダバイダバイが入っとらんのじゃ!
やり場のない怒りがフツフツですよ。そのやるせなさを瀧川騎手の涙の表彰式で紛らせて、戦うかそれとも撤退するかちょっと悩んだ最終レース。でも戦うことに決めて、レッツゴーパドック。
(涙のインタビュー)
さっそく出走馬をチェックすると、よさげだったのは3番、4番、5番と11番。あと3連複の候補に2頭か3頭を加えましょう。すると一緒にいた友人2名が「瀧川騎手はあんなに感極まっていたら、最終レースはたぶん、心ここにあらずだよなあ」と言ったのです。私もそれは同意見。
ということで瀧川騎手はヌケにして、「こういうときの丹内騎手は、展開に恵まれて3着あたりに食い込む傾向がある」という自分の知見を加えて、3連複の6頭ボックスを買ったのです。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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