「はじめての的中!」 2/3頁
2019/1/15
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なにを考えているんでしょうかね、タイの競馬業界は。と憤っても仕方がないので、とりあえず本来ならダービーが行われていたはずの「ロイヤルターフクラブ」に行ってみました。ひょっとして、世界でもっとも新しい廃競馬場かも?
(左側が入場券売場跡地)
現地に着くとバリケードもなく自由に場内に入れる感じでしたが、数台の警察車両が見えました。王室の物件だから勝手に入ったら撃たれてしまうかも。しかし厩舎や装鞍所が見えてしまったら、もうそんなの関係ねぇ〜!!!
バシバシと写真を撮って、こんどはスタンドに侵入。兵士っぽい人がいる一方、地元民とおぼしきオヤジもいたので、たぶんウロウロしても大丈夫でしょう。そして馬券売場跡地や入場ゲート跡地、売店跡地などを巡ってセンチメンタルに。廃止からたった4か月なのに、なんですかこの廃墟感は……
この段階でもう遠慮ゼロ。かつての芝コースが土コースになった本馬場にズカズカと入ってゴール地点の写真を撮り、まだ残っている大型ビジョン、巨大なスタンドと、いずれ取り壊されるであろう施設の写真を撮影しまくりました。このビジョンって、設置されてから4年くらいしか経っていないはずなんだけどなあ(涙)。
(ゴール跡地から4コーナーを望む)
競馬場が廃止になった理由は、地主である王室と競馬主催者の賃貸借契約が切れたからとのこと。ただし、主催者は地代をしばらく滞納していたらしいんですよね。ダービーは王室からトロフィーと名誉が与えられるレースで、5年前に買ったダービーのDVDでは華やかな表彰式を見ることができました。しかしこの状況ということは、競馬場とともにダービーも廃止になるってこと?
競馬場と同時に内馬場にあったゴルフ場も廃止されていて、現状を見る限りでは「廃止して誰も得してないやんけ」という印象。せっかくナイター設備もあったのに、もったいないにもほどがある!
という廃競馬場探索を終えて、3kmほど離れた場所にある競馬場に移動。今日のレースはすべて1200mですから、ゲートは向正面に置きっぱなしです(笑)。
英語の専門紙も売られていますが、今回は地元の40バーツ(約130円)の新聞で勝負。書かれていることはなんとなくわかりますが、基本はパドック診断が頼りになります。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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