「思い切りについて」 3/3頁
2019/1/28
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つまり、1182万円をゲットした人が最大で4人いるということ。おそらくその人たちは1000点くらいは買っていたことでしょう。と同時に実感するのは、「投票する」のボタンを押すところで躊躇するようだと、高確率で“養分"になるのだろうなということ。私の場合、トリプル馬単で金額が5ケタになると買い目を削りますもんね。まさに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の言葉のとおり。
この先の人生もそうですよ。現状維持でやっていくのか、それともちょっと冒険してみるのか。といっても現在のところは生活に困っているとか不満があるとかはないので、このまま農耕民族っぽく平和的に暮らしていくのがいちばん簡単ではあるのですが。
その一方で、いわゆる「思い切り」が足りないことには問題意識を持っているのです。それは「ハズレたらやだなあ」という防御本能が過剰に発動すること。先週土曜日に山梨県上野原市にある帝京技術大学で医療技術支援の講義を受けてきたのですが、そこで「日本人は年齢を経るごとに“狩猟民族的な心"から“農耕民族的な心"の中間点に寄っていく傾向がある」という話がありました。それに照らし合わせると、私は中間点を通り過ぎて、もはや行き過ぎになっているということかしら?
うーむ、それはまったく否定できん……。さりとて、中間点に向かう必要性を感じていないのも事実。でも馬連とかを千円単位で買えるくらいの勇気はほしいもの。じゃあ、軸が堅そうな川崎記念で練習しますか(汗)。
(応援馬券は千円単位)
◎2.ケイティブレイブ
○4.コパノチャーリー
▲8.オールブラッシュ
△5.アポロケンタッキー
穴1.ポッドジョイ
このメンバーならケイティブレイブで大丈夫でしょう。大半の馬とは勝負付けが済んでいるわけだし。ということで相手探し。その筆頭には、休み明け2走目で先手主張ができそうなコパノチャーリーを推します。オールブラッシュは南関東の左回りでは4戦して3着内率100%。アポロケンタッキーは脚元に不安はありますが、ここでも先行できれば粘り込みが可能でしょう。穴はTCK女王盃で2着に入った「格上挑戦の高野毅厩舎」。Jpn1でもその再現があるかな?
さてさて、はたして私は勇者になれたのか? それは次回のこのコラムで報告します!
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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