「鹿児島から青森へ」 3/3頁
2019/7/3
前のページへ
南関東の調教師さんも何人かいらしていました。青森の馬は丈夫という傾向がありますから、今年の1歳馬も長く走ってくれることでしょう。
(青森在住の注目種牡馬はウインバリアシオン)
そして今年は、これまで八戸市場で馬を買ったことがない人たちの落札が多くありました。
馬主資格を取得する人が過去にない勢いで増加しているのが昨今の情勢なのですが、そういう人たちは調教師との関係を構築するところが大きなハードル。セリ市場に来ていた若い世代の調教師たちが、そこに対応しているという感じがありました。
この「南関道中」を読んでくださっている人のなかにも、馬主資格を取得しようと検討している人が多いことでしょう。現在は、馬の値段がそれほど高くなく、それでケガなく元気に走ってくれれば、たとえ勝ち星が少なくても大損はしないという状況になっています。
それでもこの時期に1歳馬を買うというのは大変なこと。すべての馬がデビューするためにはたくさんの人の手がかかっていること、そしてデビューしたあともたくさんの人がその馬を支えていることを改めて頭に入れて、レースを見たいと思います。
ちなみに今後のセリ市場は、来週からは北海道が舞台。セレクトセール、セレクションセール、サマーセールなどと続いていきます。馬の価格と素質は正比例しないのが難しいところですが、セリ市場の結果にもご注目ください!
さて今週は、南関東の重賞開催が木曜日。スパーキングレディ―カップは、おそらく重馬場が舞台になるでしょう。
◎3.ラーゴブルー
○11.ゴールドクイーン
▲4.ファッショニスタ
△7.ミッシングリンク
△1.マドラスチェック
内枠の先行タイプが有利になるとみて、好位差しの形が取れそうなラーゴブルーを中心視してみます。ゴールドクイーンは4コーナー奥からのスタートなら逃げの手が狙えそうで押し切りに期待。ファッショニスタは距離延長も問題なさそうで、上昇の勢いに注目します。
そこに割って入る可能性がありそうなのが、転入2走目のミッシングリンク。3歳馬のマドラスチェックも力量的に通用する可能性があるとみて押さえておきます。
ところで昨年のこのレース、私は川崎競馬場に出資馬のブランシェクールを見に行っていたんですね。過去の成績を見て気がつきましたわ(汗)。
プロフィール
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
コラム一覧
▲TOP
会員規約
プライバシーポリシー
サイトポリシー
運営企業
SPAT4
nankankeiba.com
浦和競馬
大井競馬
川崎競馬
0.
トップページ
1.
マイページ
2.
ポイントを使う
3.
キャンペーン
4.
イベント
5.
ゲーム
6.
サービスのご案内
7.
よくある質問
8.
お問い合わせ
▲TOP
馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.