「ボッサ騎手のおかげで勝利」 1/3頁
2020/2/18
みなさんはフェデリコ・ボッサという騎手を覚えていますでしょうか?
2016年2月22日から3月21日まで、川崎競馬に所属したイタリア人騎手。期間中は68戦2勝、2着6回、3着6回という成績でしたが、短期免許期間中の川崎開催が1回だけだったわりには、多く騎乗できたのではないかと思います。
日本で初騎乗を果たした川崎競馬の5日間で31戦。1日あたり6〜7回は乗ったのですから、最初としては上々。そこで2勝を挙げたあとは船橋と大井で37戦して、2着1回、3着2回という結果でした。
恥ずかしながらわたくし、ボッサ騎手という名前は記憶していましたが、その姿についてはまったく記憶にございません……でもですよ。そのボッサ騎手に助けられたのですよ!
私の現在地はイタリアの北西部。けっこうな山奥です。そんなところでも日本の地方競馬情報を簡単に調べられるインターネットってスゴイというか、仕組みがイマイチわからない(汗)。
それはともかく、先週の水曜日だから2月12日。イタリアのミラノ・マルペンサ国際空港に現地時間の早朝に到着しまして、ミラノから電車で北に1時間ほどの場所にあるヴァレーゼ競馬場に向かいました。
ヨーロッパの競馬はだいたい、開催日がポツンポツンという感じ。この日に平地競馬が開催されていたのはヴァレーゼだけで、その翌日はピサ、その翌日はローマ、その翌日はシラクーサ(イタリアの南端近く)、その翌日はピサ……といったあんばい。ヴァレーゼで競馬が開催されるのは、1週間後の水曜日となっております。
そのヴァレーゼ競馬場に着いたらビックリ。1コーナー付近にある開けっ放しの入場口を入ると駐車場には車が停まっているけれど、その周囲にもスタンド方向にも人の香りがしないではないですか!
これは廃競馬場ではないのかと思ったほどでしたが、スタンドの方向に歩いていくと、人間の姿が見えてきました。でも200人いるかいないかというところ……
(水曜日の昼間だとしてもガラガラ)
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