「ボッサ騎手のおかげで勝利」 3/3頁
2020/2/18
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第4レースのボッサ騎手は3番人気くらい。でももう迷う必要はありません。単勝と、JRAで短期免許を受けたことがあるニコラ・ピンナ騎手との馬連&ワイドを買ったらまたまたボッサ騎手が勝利(ピンナ騎手は3着)!
この日のヴァレーゼは全6レースというプログラムで、そのうち1つがアマチュア騎手戦。ボッサ騎手は4レースに騎乗して、そのうち3つで1着ですよ。これってかなりスゴイんじゃない?
(ボッサ騎手が3連勝)
その反面、イタリア競馬の状況が心配になってしまいました。この日は第2レースがいちばん賞金が高くて、1着になると4995ユーロ(およそ60万円)。最終の第6レースは2220ユーロ(およそ27万円)。それでやっていけるのか?????
その翌日のボッサ騎手は、ヴァレーゼから500kmくらい離れたピサ競馬場で騎乗。人間の長距離輸送が響いたためか、ピサでの結果はイマイチでした。いちおう応援馬券を買ったんだけどなあ。ちなみにピンナ騎手はピサ競馬場で1鞍の騎乗予定がありましたが、ジョッキー変更になっていました(笑)。
でもですよ。そんなイタリアと比較すると、日本の騎手は恵まれすぎ!ボッサ騎手はもちろん、ダリオ・バルジュー騎手(ピサ競馬場でたくさん騎乗していました)などが日本で乗りたいと思うのは当然のことだと思います。ボッサ騎手がまた日本に来ることがあるなら、こんどはそれより上の成績が残せるはずでしょうし。
競馬を観ている側としては、一所懸命に頑張って結果を出している人を応援したいもの。水曜日のユングフラウ賞もそういう観点を含めて予想してみましょ!
◎3.レイチェルウーズ
○7.アンジュエトワール
▲9.テーオーブルベリー
△1.アクアリーブル
△8.エンジェルパイロ
△5.ボンボンショコラ
レイチェルウーズは東京2歳優駿牝馬で完勝。あの姿を見てしまったら、ここでも注目するしかありません。アンジュエトワールも連勝中。トレーニングセールでの取引馬でも鍛えなおして11月にデビュー。浦和コースで3勝している点がアドバンテージになりそうです。
テーオーブルベリーは昨秋に門別から園田と笠松へ2往復。3往復目の東京2歳優駿牝馬でも2着に頑張りました。大井に移籍して移動距離が格段に短くなるのはプラス材料といえるでしょう。
アクアリーブルとエンジェルパイロは活躍馬の産駒。ボンボンショコラは移籍初戦でも先手主張からの粘り込みに警戒しておきます。
プロフィール

浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1〜2年に一度以上は訪問している。
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馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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